どうも、タガメ王国のヘタレ防人リョウです。
この記事では、「かるフェス(第4回決まり字百人一首大会)」に参加した感想をお届けしています。
競技かるたってどんな面白さがあるんだろう!?
僕はもともと競技かるたに全く興味がありませんでした。
というか存在すら知らなかったのですね。
でも、人生絶望して何もかもを捨てようと思った時、漫画・ちはやふるを読んで宝石のように輝く物語に感動して救われて、それを描いた末次由紀さんの想いにも共感して。
そんな尊敬する人が大切にされている競技かるたってどういうものなんだろう??
そう思って興味を持って、ルールも細かい所までは知らなくても楽しめる機会はないかなぁ・・・
と悩んでました。
そんな時に目に飛び込んできたのが「かるフェス(決まり字百人一首大会)」で!
しかもこのイベント、現役名人の川瀬将義さんが開催されているじゃないか!!!
川瀬名人は、野球でいえば大谷翔平さん・ボクシングでいえば井上尚弥さん・音楽でいえばAdoさんのような存在だと僕は感じていて、そんな人に実際に逢えるという絶好の機会でもあるじゃないか!!!
でも、参加してみたらまさかのポンコツ発動で・・・
大事な!?ミッション達成もできてワクワクドキドキな時間を過ごせたのですが。
ただ1つだけ残念に感じたことがあって、これからもっと競技かるたを始める人が増えればいいなとブログでお伝えしようと思いました。
ちはやふるを読んで競技かるたの面白さに触れてみたい!
今さら始めても楽しめないよね・・・
札を払うってどんな感覚なんだろう・・・!?
なんて思っている、そこのあなた!!
ちょっとでも競技かるたやかるフェスの面白さが伝わってくれると嬉しいです。
そして次回は是非、僕と一緒に参加を・・・!
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目次
当日を迎えると緊張もワクワクドキドキも止まらずに不安だったけど
今回は、ちはやふるファンでもある沼スケさんと一緒に参加させていただきました。
(沼スケさん一緒にありがとうございます!)
仲間がいれば初試合も楽しめるさ!!!
そうして茨城の大自然から高速バスで東京へ行き、会場に到着するとなぜか緊張する・・・
勝ち負けは二の次、純粋に競技かるたに触れてみたい気持ちでいっぱいな自分は大丈夫なのだろうかと。
初心者向けとはいえ真剣勝負なのです。
本気で勝ちを目指す人だって多いハズ・・・
というか、自分以外の全員がそうなんじゃないか。
だ、大丈夫か!?
もうあと少しで試合が始めるというのに!!!
謎の緊張感と競技かるたができるワクワクドキドキがあって、よく分からない状態になっていたら・・・
現役名人の川瀬将義さんにマネージャーのなっちゃんさんが、運営スタッフのみなさんが!!!
優しく温かく迎えてくださりました。
みなさん和装をされていて競技かるたの世界観が出ていて、川瀬さんは名人オーラが出ていて(強烈なオーラじゃなくて優しいオーラね!)、なっちゃんさんは耳につけた札のピアスがとても似合ってて可愛いですな!!
お2人とは「ちはやふる小倉山杯」で初めてお逢いしているのですが、覚えていてくださって嬉しいです!
みんな笑顔で溢れていて楽しそう。
かるたが本当に好きなんだなぁと、かるた愛がみんなの表情からも場の雰囲気からも伝わってきます。
・・・なんて思っていたら緊張が和らいでて、楽しく試合してみようと本来の目的を思い出せました。
そうしていざ試合開始!!!
勝っても負けても3試合できるのはありがたいので思いっきり楽しもうと思ったら・・・!
1試合目でで盛大にやらかしてポンコツ発動・・・
初戦の相手は中学生・・・
って中学生!?
大人の部に申し込んだのになぜ??
おそらく参加した大人が少なすぎたのでしょうね。
大人とだけ試合すると思ってたのでビックリでした。
しかもベテランな雰囲気を漂わしていて、いかにも強そうなオーラが・・・
大事な初戦、真剣な眼差しで向かってくる相手。
そうか、これが競技かるたの試合なのか・・・
読手さんの美しい詠みで始まっていくと、自陣の札が詠まれて取れた!?
1枚も取れないと思ってたからビックリです。
・・・なんですけど、ここで盛大にやらかしてしまいました。
思いっ切りポンコツ発動です。
自陣の札を取ったのに、送り札を送ってしまうという・・・
札が取れてビックリしてて何考えてたのか分からない!!!
相手も混乱していたでしょうね、本当にごめんなさい。
その後は相手の鋭い取りに圧倒されて、ボコボコに負けて。
甘くないけど良い勉強になりました。
2試合目の相手はまさかの・・・!
続いて2試合目の相手は、まさかまさかの小学生!?
大人はどこへ行った!!!
まだ競技かるたを始めたばかりなのか、親御さんと一緒に参加されていたのですね。
せっかくの大会だから勝ちたいという気持ちが伝わってきます。
とはいえ畳の上では大人も子供も関係ない、夢中になって札を取るんです。
子供も大人も一緒に楽しめるのが競技かるたの魅力なのだと肌で実感できました。
誰だって1枚取れたら嬉しいし、お手つきしたら悔しいのですね。
そうして何枚差だったか、気づいたら試合に勝ててました。
戦ってくれてありがとうございます。
親御さんも、夢中になって試合した子供を優しく抱きしめているのが素敵でした!!
また、大人と子供が試合することについて、後に川瀬名人からお伝えいただいたのですが・・・
川瀬名人
子供が大人に勝つが全然起っちゃう世界なので、大人の部と子供の部の切り分けは、第2回大会くらいから早々に無くなってます!
そういう事だったのですね!
たしかにそうだなぁと子供たちと試合させていただいて実感しました!!
子供も大人も対等に楽しめるのが競技かるたの魅力の1つですもんね!!!
3試合目でも競技かるたの難しさを痛感する
そうして3試合目の相手は、大人!!!
ようやく大人!!!
試合後に話を聴いてみたら、この大会に参加するのは2度目だそうで「勝ちたい!!!」というオーラ全開の方でした。
・・・と、取りが鋭い!!!
凄まじい勢いに飲み込まれる。
何度も何度も練習して体に染みつかせていたものを感じて終始圧倒されました・・・
途中でお互いの手がぶつかった時はどうしようかと思いましが、優しく心配してくださってありがとうございます。
ホッと出る笑顔が素敵な方でした!!
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ちはやふるが好きならこの札は外せない(裏ミッション達成)
そんな中、3試合を通して「ちは」の札が自然と取れていたことに気づく・・・!
「ちはやふる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは」
ちはやふると言えば代表的な札ですよね。
せ、せめて、この札だけは絶対に取りたい!!!
参加者たちも夢中で取ってました!!
試合は1勝2敗で負け越しですが、ちはの札を取れた嬉しさが残りますね。
これが競技かるたの難しさ・面白さなのか!!!
そんなこんなで3試合させていただいて裏ミッションも達成してて、競技かるたの楽しさ・難しさ・魅力をちょっとずつ実感していくことができました。
まず、自分は暗記ができない・・・!
決まり字の書かれた16枚の札でさえ正確に覚えられないから、札が詠まれて探してる間に取られることが多かったです。
これ、50枚でやってる人たちのことをイメージしたらゾッとしちゃいました。
詠まれていけば決まり字も変わるし、空札もあるし、その全てを覚えられない!!
みんな本当に凄いじゃん!!!
また、競技かるたをやっている人って絶対にトランプの神経衰弱も強いハズです!
(僕はそっちも苦手です!)
あとは相手との駆け引きも重要で楽しめるなぁと思いました。
例えば・・・
「ゆうされば かどたのいなば おとずれて」
「ゆらのとを わたるふなびと かじをたえ」
の札を並べて置くと、自分も狙いやすいけど相手も狙いやすいから分けて配置する、とか。
そういう所も踏まえて、その人の考えや狙いが配置にも表現されて面白いなぁと!!!
しかも、子供も大人も女性も男性も一緒に楽しめるのです。
同じルールで対等に、性別も年齢も問わずにできる競技って貴重じゃないか。
それでいて大切な礼儀作法も学べる。
対戦相手に、審判に、読手に、「よろしくお願いします」と感謝を込めて礼をするのは、生きていくうえで大切な思いやりの精神が芽生えてくる。
・・・という優しい魅力もあるなぁと思いました。
みんなの想いが繋がって競技かるたがプロになっていくように
そんな素敵なかるフェスに参加させていただいて、川瀬名人やなっちゃんさんや、かるた大好きなみなさんの想いに触れて、ふと思う・・・
競技かるたの魅力がもっと広まって、プロになる選手が出てきて(川瀬さん最初のプロはあなたです!)、夢が繋がっていくといいな。
かるたを楽しむ子供たちを、それを見守る大人たちを見て、静かで華麗な勝負にみんな夢中になってる。
かるたを始めたい、本格的にやっていきたいという人は今後も増えていくでしょう。
そんな時にプロ選手がいれば子供たちの夢にもなる。
だから川瀬さんは未来の子供たちを想って身を削ってやっているのを感じて、でも現実は厳しいものがあるのだと思う。
それでも一生懸命に進まれている姿に感動して共感して、じゃあ自分にできることは何だろうと・・・
ブログを通じてちょっとずつでも競技かるたの面白さを伝えていく、人生を変えるキッカケを届けてくれた末次由紀さんが大切にしている人や場所の背中を押していく、ちはやふるファンのみなさんと盛り上げていく。
だから、もっともっともっと、かるたを愛するみんなの想いに触れてみたいなぁ。
かるフェスは「ちはやふる基金」が後援されているのもあって、基金のみなさんともお話して想いをお聴きしたい!!
今回はほんぽさんにお逢いできず残念でした・・・!
実際にお逢いして試合を観たりして、肌で感じないと分からないことがいっぱいある。
自分も立ち止まってられないと逆に背中を押していただきました。
そして、この記事を読んでくださっているあなたへ・・・!
川瀬名人がドンドン有名になってプロになったら、忙しすぎて大会を開けなくなっちゃうかもしれませんよ!!!
(そうなったら本当に嬉しいな!)
かるた界で最も強いこの人が、初心者でも安心して楽しめる大会を開いてくださっているんですよ!!!
次の第5回も今年の10月に開催予定とのことですよ!!!
そしてそして、大人のみなさんも参加してほしいなぁと!
子供たちも元気いっぱい、大人だって元気に参加して一緒に楽しみませんか!
特にちはやふるファンのみなさん一緒にいかがでしょうか!
「ちは」の札を取る瞬間は特段に達成感があって面白いですよ!!
僕はまだまだ初心者なので、ちょっとずつでも練習しながら次も参加しようと思ってます。
何なら事前に一緒に練習したりするのも面白い・・・!
かるたする人に悪い人はいない、みんないっせーので楽しんでいきましょう。
それでは、ここまで読んでくださってありがとうございます!
次は試合で・・・!!
タガメ王国のヘタレ防人リョウより
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