【ちはやふるplusきみがため】第十四首の感想戦。もしもこの子が二人に似た鬼だとして

タガメ王国のヘタレ防人リョウです。

 

この記事では、漫画「ちはやふるplusきみがため」の4巻第十四首の感想戦をお届けしています。

 

みんなの想いが激しくも温かく感じられる、そんな第十四首を一緒に楽しめたら嬉しく思います!

 

前回:第十三首の感想戦はコチラ

【ちはやふるplusきみがため】第十三首の感想戦。楽しかった!ありがとう

 

みんな温かくて優しい!!気づいたら鬱も回復してたちはやふるファンとの交流会の様子はコチラ

第4回太一杯に初参加した感想。温かいファンに囲まれて鬱まで回復!?

 

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ちはやふるplusきみがため」第十四首の名言(名シーン)の感想戦

第十四首から感じた名言や名シーンの感想は・・・

 

・ほら、行くよ田丸
・どの瞬間も逢坂の関だよ

・もしもこの子が二人に似た鬼だとして

 

 

この3つシーンにとくに心揺さぶられました。

 

瑞沢の次の相手は北海道の江別恵尚高校・・・!
全員B級で要注意で、みんなで動画を撮ってSNSにアップしたりする元気もある!!

 

そんな試合前に田丸と原が喧嘩に!?
でも田丸も原も想いが素敵だ・・・

 

試合が始まると江別恵尚高校のみんな元気に一生懸命に札を取る、払う!!!
そこには、地元である北海道のみんな(父母会)の温かいマンパワーが宿っていることが伝わってきます。

 

一方で、太一が千隼へ競技かるたのことを教えていく流れになり、そこで太一は千隼のなかに名人(新)とクイーン(千早)を感じてる??

 

まさか千隼に2人のような強みが眠っているのか・・・!!!

 

ということで感想戦スタートです。

 

ほら、行くよ田丸

瑞沢の次の相手・北海道の江別恵尚(えべつけいしょう)高校は、2回戦も突破してみんなで元気に動画を撮っている・・・!

 

SNSにアップするんですね。
明るいチームですね~!!

 

でも全員B級ですから要注意な相手です。

 

それを見た田丸はどこかイライラしている・・・
その怒りはチームメイトにも・・・

 

先ほどの高蘭高校との試合で、菫がD級の相手に7枚差で負けるってどういうことなのか。
計算に入ってない千隼が勝つなんて意味が分からない。

 

・・・思った通りに全然いかないのが嫌なのでしょうね。

 

それを聞いた原が言い過ぎだと伝えても、田丸は改めようとしない。
喧嘩してしまうのか・・・

 

と思った時に、千隼が声をかけてくる!
でも田丸は江別恵尚の子を見た時のようにイラっとして・・・

 

千隼は定位置や送り札の選び方など、高蘭高校との一戦で隣で戦っていた田丸のかるたを見て・・・

 

秋野千隼

相手に先んじるかるたを田丸先輩はしてる

僕はまだ反応するので精一杯で
暗記と速さじゃないポイントがあるなら知りたいです

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため4巻第十四首より】

 

すると田丸の鼻が伸びる・・・(笑)
自分のかるたを見てもらって嬉しいのでしょうね!!

 

だけど、千隼に今それを教えてもできるようにならない、かるたを舐めないでほしいとキッパリ・・・

 

一方で、太一・筑波・駒野は、江別恵尚高校の分析を・・・!
席順をシャッフルして決めていて、筑波に席順の考え方を教えてほしいと言い寄ってきたのは本当に分からなかったからで!!

 

でも全員B級だから難所でもある。

 

瑞沢は実力以上を出す子がいないと3勝できないと太一も言ってるし。

 

・・・なんてしていたら、田丸と原が言い争ってるじゃないか。

 

原実紅

だから、なんでそんな1年に教えてあげようとしないのって聞いてるの

 

田丸翠

無駄だからでしょ!
無駄!

 

原実紅

田丸は本当は全国大会どうでもいいでしょ
個人戦とクイーン戦のほうでほ大事なのは

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため4巻第十四首より】

 

険悪なムードが漂っているような・・・
試合まえなのに大丈夫かな??

 

でも、ここで原がカッコイイことを!!!

 

原実紅

長良くんがいなくなったとき
「誰がどうやって3勝するんですか」
って言ってたよね

 

私は田丸に
「私が3勝させるから大丈夫」
って言ってほしかった

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため4巻第十四首より】

 

それ言ったらカッコイイぞ!!!
みんなもそれを聞いて共感してるじゃないか!!!

 

田丸の答えは・・・

 

田丸翠

い・・・
言えるわけないじゃん、違うじゃん

あそこは原ちゃんが先に
「ここは田丸が3勝させるしかないね!」
って言うことだったじゃん

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため4巻第十四首より】

 

おぉぉ~、原もカッコイイことを言うじゃん!!!
とても良いチームメイト、何だか瑞沢らしいって感じるのは僕だけじゃないハズ!!

 

そういうしていると、もう試合が始まるそうで、原は筑波にスタメンに入れほしいと伝える。
袴は間に合わないけど気持ちは前に進んでいるのでしょうね。

 

原実紅

ほら、行くよ田丸

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため4巻第十四首より】

 

田丸に手を差し出して、共に勝利へ向かう覚悟を決めたのでしょう。

 

原も力強く頼もしく成長してるじゃないか~!!!
どこかキリッとしてより美人に見えるのですが!!

 

すると田丸は太一へ・・・

 

田丸翠

秋野千隼に教えてやってください
「出し抜くかるた」があるってことを

 

素質があります
あいつ90分通して暗記がへこたれない

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため4巻第十四首より】

 

田丸もまた、自分と後輩に素直になってお願いするようになったのか。
ここも成長ですね。

 

田丸は「自分が勝ち続ける姿を見せて、みんなを引っ張っていかないと」というプライドがあるように感じるんですよね。

 

そのプライドが変に出て、原と言い争いになったけど。
本当はみんなのことを大切に想ってる、色々と後輩に教えてあげたいという気持ちがあるのですね。

 

太一にも素直にお願いしていて、成長を感じられるシーンです!!!

 

どの瞬間も逢坂の関だよ

そんなこんなで、いざ試合が始まる・・・!

 

江別恵尚高校 瑞沢高校
涼風真湖(すずかぜ・まこ) 筑波秋廣
朝島白雪(あさじま・しらゆき) 波田橙吾
笹原杏(ささはら・あん) 田丸翠
成田もも(なりた・もも) 原実紅
木南小鳥(きみなみ・ことり) 花野菫

 

江別恵尚高校のみんなは席につくと変顔でポーズ!
これもSNSにアップするのかな??

 

それを見た田丸は、またイライラするけど・・・

 

田丸翠

イライラするのはたぶん
いいなあって思う部分もあるから

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため4巻第十四首より】

 

別に瑞沢もこんな感じでよかったのに。
踊ったり歌ったり、かるたじゃない部分で楽しいかるた部でもよかった。

 

千早たちが卒業して戦力ダウンしたけど、全国大会で優勝を目指すくらいキツイ練習をしたら、原たちがきっとかるたを嫌いになってしまう。

 

続けてくれなくなるなら団体戦の成績はどうでもいい、というのが田丸の気持ちなのですね。
一生懸命にみんなのことを考えてるじゃないか。

 

ここでも自分と向き合って素直になっていて素敵じゃないか。

 

試合は田丸が連取するも笹原も囲い手が上手!!!
笹原は江別恵尚高校の部長として、みんなの想いをここへ連れてきていたのですね。

 

北海道・江別恵尚高校かるた部の魅力は、父母会のマンパワーが尋常じゃないところで。

 

北海道などの地方は練習相手も大会も少なくて不利・・・
大会に行くのにも車で遠出しなくちゃいけなかったり。

 

でも、お父さんやお母さんが一生懸命にサポートしてくれる。
かるた会に話・北海道協会に話を広げて、3年かけて公認大会を創設するくらい熱心に動いてくれる。

 

おかげで仲間たちも昇級してB級が5人に!!!

 

そうして今、北海道の広大な自然の中から父母会のパワーを近江神宮へ連れてきて、元気に札を払っている。

 

そうして場面は変わって、江別かるた大会にて笹原の父があいさつするシーンへ・・・

 

どうやら笹原の父は、勉強が嫌いだったけど百人一首では蝉丸の歌が好きなのだとか。

 

蝉丸

これやこの
ゆくもかえるも
別れては
知るも知らぬも
逢坂の関

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため4巻第十四首より】

 

語呂が良くて楽しそうで髪が薄い感じもあって親近感を感じる(そこかい!)のだそうで。
「ゆく」「帰る」「知る」「知らぬ」「別れる」「逢う」という変化だらけでストレスがかかってるいる歌のハズなのに・・・

 

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笹原の父

「ストレスも楽しめ」って蝉丸さん言ってんのかなあって気がついて
もっと好きになったよ
みんなもさ「楽しむこと」を大事にしていってほしいんだ

 

そして、その楽しそうにしてる姿を俺らに見せてくれ
親なんてもんはそんなんで5倍も10倍もがんばれるんだ

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため4巻第十四首より】

 

・・・なんて温かい父親なんだろうか。
子供たちがかるたを通じて楽しみながら成長していってほしいという想いが溢れてますね。

 

笹原の父

「これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」

 

「都から旅立つ人も都へ帰る人も
知っている人も知らない人も
ここで別れてはまた出会う
どの瞬間も逢坂の関だよ
楽しむことも大事にしようぜ」

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため4巻第十四首より】

 

・・・うん、やっぱり素敵なお父さんだなぁ。
こういうお父さんお母さんが江別恵尚高校のみんなを想いを込めてサポートしてるからこそ、思いっきり試合に臨めるのでしょうね。

 

すると、とても素敵な父の想いが通じたのか、笹原が田丸から札を取る!!!

 

田丸のほうは大丈夫か・・・

 

もしもこの子が二人に似た鬼だとして

戦いながらも田丸は真剣に悩んでいたのですね。

 

みんながかるたを続けてくれなくなるくらいなら、団体戦の成績はどうでもいいのだと。
厳しい練習で日本一を目指すのは自分だけでいい・・・

 

田丸翠

でも、長良はぜったい違うって言う

 

パワーがあるやつ(凛月)と
素質があるやつ(千隼)が来たのに

 

長良はあきらめずに帰ってくるのに

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため4巻第十四首より】

 

田丸は自分がチームを引っ張っていかないとっていう責任感が強い、仲間想いなのですね。
ちょっと表現が不器用な時も可愛らしくもあって、着実に成長している姿に感動です。

 

でも今はチームの流れが悪い・・・
掛け声を・・・タイミングがわからない・・・

 

田丸翠

自分のことばっかで
わたし、人を育てることもチームを育てることもできない

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため4巻第十四首より】

 

原も筑波も波田も菫も、心配そうに田丸を見ている。

 

勝ち上がれなかったらどうしよう・・・
プレッシャーが迫ってみんなのかるたが取れてない・・・

 

・・・なんて時に、千隼と太一は控え室で話をしている。

 

千隼の「ペソッ」という弱めの取りはなぜなのか、気になっていたようですね。
その理由は、家で静かに取らないといけなくて、公園だともうちょっと速く取れるんだとか。

 

そう、こんな風にもっと速く・・・!
したところ千隼はバランスを崩してしまう。

 

それを見た太一は、まだそういう取りはがんばらなくていいと、「ペソッ」の方が良いとアドバイス!!!

 

でも、勢い良く取る千隼を感じて・・・

 

真島太一

ドキッとした、一瞬
背格好と腕の長さが近いからか・・・?
一点に加速する鋭さ、新の取りに見えた

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため4巻第十四首より】

 

おおぉぉぉ!!!!!
太一がそう感じるってことは、新に近いものを千隼も秘めてるんじゃないか!!!!!

 

暗記ができて取りも鋭いってめちゃくちゃ強みだと思うぞ!!!

 

すると太一の衝撃のアドバイスがはじまって・・・

 

真島太一

じゃあ、思い切り意地の悪い送り札と札移動を教えます

 

「暗記と速さだけじゃないかるた」は
「相手の暗記と相手の速さを壊して、お手つきさせるかるた」なんだよ

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため4巻第十四首より】

 

「非情」と感じた千隼は、今までに見せたことのないビックリ仰天の顔になる(笑)

 

そう、まるで千早みたいに・・・

 

千早と千隼・・・
どこか通じるものがあるのでしょうか、太一も何かを感じ取ってるように見えます。

 

ここで周防から学んだ独特なかるたを伝えていくのかな・・・!!

 

真島太一

もしもこの子が
二人に似た鬼だとして

 

俺が教えることがいつか「金棒」になるのだとしたら

 

さ、かるたしよっか

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため4巻第十四首より】

 

いやぁ~、何だかこのシーンは感動しちゃうなぁ。

 

千早と新は太一にとっても大切な2人で、それぞれの魅力が千隼の中にあるのかもしれませんね。
そこに周防の独特のかるたもなんて・・・

 

まさに「鬼に金棒」な、とんでもなく強い選手に育っていくのかも!!!

 

しかも、ですよ!!!
「さ、かるたしよっか」は、新の「かるたしよっさ」に通じるものがあって最高なんですよ。

 

・・・なんて思っていたら、凛月たちが京都へ到着です!!!
間に合うか、間に合ってくれ。

 

凛月が戻ってくるまで瑞沢は勝っていられるか、悪い流れを変えていけるのか??

 

灼熱の京都、そして近江神宮。
千早と太一が再会するかも!?
そっちも気になるぞ!!!

 

ということで、第十五首もお楽しみですね!

 

末次由紀さんの「今回のひとこと」は・・・

BELOVEの最後に掲載されている、漫画家さんへの「今回のひとこと」・・・

 

第十四首が掲載された5月号のお題は「忙しい合間にほっと一息つける、オススメおやつは何ですか?」

 

・・・です!

 

では、由紀さんはどんな答えを・・・

 

末次由紀

手軽に食べられる芋けんぴと、おさつどきっが最高です。

 

【出典:BELOVE5月号より】

 

いや~、「らしい」ですなぁ!!!

 

たまにお芋を焦がしちゃうのがまた可愛らしくもあるなぁと思いますが・・・!!
さつまいも愛が世界一って言えるくらい強いのが魅力でもありますし、芋けんぴもおさつどきっも、焦がさずに食べられますからね!

 

どちらも食べはじまったらついつい止まらなくなってしまう、芋の美味しさを楽しめるんですよね~!
なんて言ってたら目の前のおさつどきっをすぐに食べ終えてしまいましたよ。

 

あらためて、サツマイモって本当に美味しいなぁと思います!!!!!

 

まとめ:もしもこの子が二人に似た鬼だとして

僕なりに第十四首のタイトルをつけるなら、「もしもこの子が二人に似た鬼だとして」です。

 

毎度のことではありますが、どのシーンも魅力が溢れていて感動してタイトルを考えるのが大変です!!!

 

田丸と原のシーンも、江別恵尚高校のマンパワーのシーンも感動しますが、太一が千隼の才能を感じていたのにも感動ですよ。

 

まだ競技かるたをはじめたばかりの千隼ですが、暗記が最大の強みなのかと思いきや(もちろんそこも魅力ですが!)、新のような急加速に、千早のような素直な天然ぶりまであって・・・

 

強さと面白さを秘めた素敵な選手なんだなぁと。

 

純粋な千隼だけに、様々な選手の意見や強みを取り入れて、千隼なりのかるたが育っていくのだと思うとワクワクドキドキです。

 

その中で暗記や取りのスピードや、太一や周防の頭脳かるたがあるとすると・・・
凛月と共に瑞沢を支えるエースになるんじゃないでしょうか。

 

なんて感じていたら、太一のこれですよ!!!

 

真島太一

 

さ、かるたしよっか

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため4巻第十四首より】

 

「かるたしよっさ」の新を感じさせる素敵な一言じゃないですか!!!
これはもう千隼も新のように鋭い取りを魅せてくれる伏線じゃないかなぁと思うんです。

 

そうして胸躍りまくる展開はまだ続いて・・・

 

凛月がついに京都へ到着ですよ。
間に合いそう、いや間に合いますよこれは。

 

瑞沢が江別恵尚高校に勝てば、凛月が活躍する場が作られていく。
凛月の夏、全日本選手権はまだまだこれからです。

 

もちろん瑞沢高校の夏も、まだまだこれから!!!

 

千早・太一・西田(肉まんくん)・駒野(机くん)・奏(かなちゃん) という瑞沢初期のメンバーが勢揃いする!?
激アツな展開も待っているでしょうし、後輩たちと共にどんな青春を駆け抜けるのか・・・!!

 

江別恵尚高校の想いと瑞沢の想いがぶつかり合うなかで、どんなドラマが温かく生まれていくのか。

 

第十五首も楽しみすぎます!!!

 

タガメ王国のヘタレ防人リョウより

 

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