タガメ王国のヘタレ防人リョウです。
この記事では、漫画「ちはやふるplusきみがため」の4巻第十五首の感想戦をお届けしています。
まさかの登場人物にワクワク(ハラハラ)ドキドキな展開が・・・
そんな第十五首を一緒に楽しめたら嬉しく思います!
前回:第十四首の感想戦はコチラ
【ちはやふるplusきみがため】第十四首の感想戦。もしもこの子が二人に似た鬼だとして
みんな温かくて優しい!!気づいたら鬱も回復してたちはやふるファンとの交流会の様子はコチラ
第4回太一杯に初参加した感想。温かいファンに囲まれて鬱まで回復!?
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目次
ちはやふるplusきみがため」第十五首の名言(名シーン)の感想戦
第十五首から感じた名言や名シーンの感想は・・・
・大変かいらしいリュックをお持ちどすなぁ
・こ、腰が痛いなあ~
・みをつくして帰ってきてくれるの
この3つシーンにみんなの想いを感じました・・・!
京都駅に到着した凛月たちの前に登場したのは、まさかのあの人・・・!!!
(相変わらずで本当に可愛らしくもある!)
また、太一が千隼にアドバイスしながらも瑞沢と江別恵尚の試合が進んでいって・・・
江別恵尚の笹原もまた、トラウマがありながらも仲間たちの支えがあって畳の上で戦っている。
そんな笹原を相手に田丸は・・・
そして、凛月は仲間たちのため、千早は太一に会うために走っていく。
2人の後ろ姿を見つめる凛風もまた可愛らしくて・・・
ということで感想戦スタートです。
大変かいらしいリュックをお持ちどすなぁ

凛月たちはやっと京都駅へ到着・・・!
みんながいる大津京へはあと少し、びわ湖大津館には太一もいる。
4月の全日本選手権ぶりに太一に会う千早は、緊張で顔が赤くなる。
(恋バナだ!!)
凛月はそわそわとしていて、早くみんなのところへ行きたい・・・
なんて時、凛風のおやきパンダリュックに手を伸ばす人が!!!
若宮詩暢
大変かいらしいリュックをお持ちどすなぁ
こらどこのどのないなキャラクターなんでっしゃろか
し、詩暢さん!!!
来ていたのか!!!!!
(推しの登場に大歓喜です)
すぐに千早が声をかけて、ハッとする詩暢に、バッとお土産を出す千早。
何をプレゼントしたのか・・・
若宮詩暢
これやこれ!
丸々堂の東京ポップアップ限定スノー姫ファンキャップ
よう見つけてくれたなあ千早
綾瀬千早
今日泊まらせてくれるお礼だよ~
なんだこのスノー姫ファンキャップというものは!!!
めちゃくちゃ可愛いじゃないか!!!
かぶって喜ぶ詩暢さんもまた可愛らしい!!
なんて思っていたら・・・
若宮詩暢
わざわざ買ってきてくれて
うちにも泊まってくれるやなんて
さすがクイーンはんや
(意)余裕ぶっこいて何様のつもりや
ぶっ潰す
綾瀬千早
いいんだよ友達でしょ!
(意)友達でしょ!
おぉぉぉ・・・
詩暢はいつもの京女のいけず発動(笑)
相変わらずで最高です(笑)
でもここで・・・
長良凛風
か、かわいい
お姉さんぼうし
かわいい―――
千早も詩暢も「キュン♡」として和んでいる!
若宮詩暢
どこのお嬢はんでっしゃろか
このパンダ?
めっちゃセンスええ
かいらしい
うちも欲しいなぁ
長良凛風
おやきパンダだよ!
綾瀬千早
これ、おやきなんだ~
すごくいいね
スノー姫ファンキャップにおやきパンダ、どちらも可愛い!!!
なんとも癒されまくるシーンですね。
そこで凛月は詩暢へサインを求める!!!
ずっと詩暢の動画を観て1人練習してきましたからね!
憧れの存在に逢ったらサインしてほしいですよね!!
凛月はサインをもらい、凛風はスノー姫ファンキャップをかぶせてもらって可愛らしさ倍増!
やるじゃん詩暢、最高のファンサービス!!!
でも凛月はびわ湖大津館へ急がないといけない。
若宮詩暢
試合始まったら決断の連続やわぁ
ここで決断疲労してる場合とちがうで
しらんけど
綾瀬千早
詩暢ちゃん、他人事だからめっちゃ合理的―――
ここで西田が、かるたでいつも思うことがあるのだと言い出し・・・
頭で考えて合理的に取る
「感じ」て感覚で取る
どっちのほうがいいのだろう・・・??
場面は太一と千隼に変わり、太一が「もちろん両方」だと伝えている。
(太一は合理的タイプの代表ですからね)
感覚派:詩暢や千早は「感じ」て取る、暗記を強くして無意識で取るのが得意な選手
思考派:新や田丸は狙い札を軸に、札の駆け引きで取るのが得意な選手
田丸が千隼の才能を感じていたのは、思考派として駆け引きの素質がると思ったのだと太一は言います。
秋野千隼
「感じ」て取るとお手つきが多い気がして
僕にはまだ危険だと思います
全部取れなくていいから、粘って1枚だけ多く取りたいです
真島太一
頭のいい子だな
太一も感じている千隼の才能!!!
これは伸びしろが大きくあるのでしょうね。
こ、腰が痛いなあ~

太一のアドバイスが続く・・・
真島太一
競技かるた強い選手は
序盤から相手の取りと空札の手の出方をすごくよく見てる
空札の反応がどれだけ鋭いか
送り札に対してどれだけ考えられているか
それを元に相手の強みと弱みを探る
太一の言葉を表現するように、田丸(瑞沢)と笹原(江別恵尚)の試合が繰り広げられる・・・!
笹原が敵陣の札を取り、送り札は田丸が序盤に送った「これ」を送る。
田丸からすると嫌なかるたを取られている・・・
「ギロリッ」と田丸に見られた笹原は圧倒されそうになるも、チームメイトに背中をさすってもらい前を向く。
(素敵なチームワークだなぁ!!!)
笹原は1年前の札幌大会でしつこい揉め方をされて以来、試合と思うと体がこわばってしまうんだとか・・・
お父さんたちが作ってくれた大会にも出られなくて申し訳ない・・・
なんて思う以上に、大会を怖がって楽しめないでいる自分を見せたくなかった。
いっぱい考えて勉強して、間違わずにとれるように練習してきたのに。
そうして落ち込む笹原の前には、笑顔が素敵な江別恵尚のみんながいた・・・
(もうみんな最高に輝いていて眩しいよ)
笹原杏
全国大会だけは・・・!
みんなと一緒に出たかったの
あの怖い揉めの記憶に負けない!
相手がA級の田丸だって、仲間と共に戦える!!
田丸も取るけど笹原も取り返す。
楽しんで、楽しんで、北海道勢で初のベスト8が目の前にある。
みんなで行くんだ。
・・・とはいえ田丸は強い!!!
流れを渡してたまるかと鋭く取る!!!
すぐさま原が声をかけて、田丸が試合前に褒めてくれたのが凄く嬉しかったのだと伝える。
(瑞沢も温かいチームワークじゃないか!!!)
田丸も嬉しそうな表情で気を引き締めて試合に臨んでいて、しっかり笹原の配置を分析していた・・・!
笹原は自陣右と相手陣の左右をマークしているけど、自陣左はマークが薄く狙える。
田丸はそこを見逃さない。
すると、いつの間にか笹原の右陣が厚くなっている!?
送り札が笹原の右陣に溜まっている。
真島太一
最初はみんな、取った取られたで試合が始まるけど
いつの間にか片方が取るばっかりの展開になることがある
それは序盤の仕込みが終わってやりやすい盤面が作れてるってこと
・・・田丸が試合をコントロールしている!!!!!
太一も田丸と同じ「思考派」で、「感じ」に頼れないからやるべきことは試合前に決めているのだとか。
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田丸は2秒しないうちに札を送るし送られた札を整えていて、事前にどれだけ考えているのだろうか・・・
田丸翠
強くなって褒められたい
もっともっと
田丸は褒められたい欲が強くて、こんな自分を許してくれる同級生のみんなの優しさが嬉しかった。
原も橋立も波田も、みんな褒めてほしい・・・!
田丸翠
こんな私のダメな部分
「本音でお世辞を言ってほしい」という恥ずかしい矛盾
ここで原が伝えてくれた言葉を思い出して・・・
原実紅
「田丸が試合前、褒めてくれたのすごくうれしかったよ」
原のことをちゃんと褒めたことがあっただろうか?
田丸はやるせない表情で自分に素直になっている。
(これも田丸らしい成長ですね!!)
そうして「これ」の札を取った田丸は、まさかの行動に・・・
田丸翠
こ、腰が痛いなあ~
「こころあ」は「こ」で取れるという仲間たちへのメッセージ!
あの田丸がこんな素晴らしいことをするなんて!!
仲間たちもビックリしてます。
恥ずかしそうに、でも精一杯に声を出して・・・
田丸も仲間たちのために大きく成長してますね。
原実紅
腰は大事だよね~
原が笑顔で反応してくれた・・・!
原はB級相手に2枚差・・・
喰らいついてる!!!
がんばれ、がんばれ、原にメッセージを送る田丸の目が澄んでいる。
田丸翠
原ちゃん強くなったよ
ミスがあってもミスにのまれなくなったよ
仕方ないなあ~って思いながらも
私のこと褒めてくれるのありがたかったよ
一緒に強くなろうって言ったらついてきてくれたかな
まだ遅くないかな
なんと熱い優しい友情が芽生えているのか。
遅くないぞ田丸、今からまた原とも切磋琢磨して共に成長していけるんだから。
田丸の勢いは止まらず5連取・・・
でも笹原も負けじと敵陣の札を取る!!
これは田丸が守ったか!?
笹原が抜いたのか!?
笹原が送り札を送ろうとすると、「ビクッ」・「ドキッ」と同じような状況で揉めてトラウマになった過去を思い出す。
「ガキのくせにいやらしいかるたをとるんじゃねぇよ」
大人の嫌味を受けて怖かったのですね。
笹原杏
あ・・・
す、すみません
間違っ・・・
田丸翠
いや、下げたらダメです
主張してください
取りの話し合いをするのはお互いの正当な権利です
田丸は競技かるたを通じて、人として大切な事まで対戦相手にも言えるようになったとは。
(ひそかに感動してました、ここも神シーン!!!)
そうしてビクビクしながらも笹原の主張が通り、笹原の取りになる。
恐怖や不安を乗り越えて泣いている笹原もまた一生懸命で、大切な父のことを思い出す。
笹原杏
お父さん
次の大会は絶対出るよ怖いのはしつこく揉めてくる人じゃなかったよ
本当に怖いのは、本当に強い人
この人に勝てる自分になりたい
夢中になって田丸に挑む笹原の目にも青春が宿って澄んでいる。
かるたはおれをもう呼ばない気がする

一方では、凛月たちが大津京駅へ到着!!!
もう少しで仲間たちのもとへ行けるけど、でも間に合うだろうか??
凛月は、凛風を奏に預けて・・・
長良凛月
みんなのそばに行きたい気持ちを無視したら
かるたはおれをもう呼ばない気がする
走ります
凛月の想いも素敵ですね。
仲間たちへの感謝もあるから早く逢いたいのでしょうね。
綾瀬千早
私も走る
太一に会いたい
その想いに感化されたのか、千早も一緒に行くことに!
凛月も千早も足が速いからあっという間でしょうね。
西田も奏も千早の恋心に泣いているけど、詩暢は・・・
若宮詩暢
凛風ちゃん、お話ししてええわぁ
静かにしててえらいなあ
おにいちゃっちゃと行ってもうたけどいける?
詩暢も凛風の心配をしてくれて優しいなぁ。
(子供の面倒見が良さそうで意外な一面!!!)
凛風は「きゅっ」と詩暢の手を握り・・・
長良凛風
わ、「わびぬれば」だよっ
お兄ちゃんはいっつも走っていっちゃうけど
どんな時も同じ速さで
みをつくして帰ってきてくれるの
凛風の目には、凛月と千早の頼もしくて大きな背中が見えている。
そうだ、凛月はいつだって大切な家族や仲間のためにみをつくして帰ってきてくれますもんね。
凛月が走った時は、誰かが助かるし何かが動き出すんです。
凛月は仲間たちのところへ、千早は太一のところへ、間に合うか!?
瑞沢と江別恵尚の試合も気になるけど、仲間と恋の行方も気になるぞ!!!
次回はどうなるのか、ワクワク(ハラハラ)ドキドキです!!
末次由紀さんの「今回のひとこと」は・・・

BELOVEの最後に掲載されている、漫画家さんへの「今回のひとこと」・・・
第十五首が掲載された6月号のお題は「元気チャージできるお気に入りスポットを教えてください!」
・・・です!
では、由紀さんはどんな答えを・・・
末次由紀
美味しいモーニングを出してくれるお店を何件か大事にしてます!
・・・美味しいモーニングですか!!!
朝から元気チャージできるお店って貴重ですよね。
美味しく栄養を摂って、猛烈な想いで漫画と向き合うのか・・・!
何件かあるというのも、その時その時の気分で行ける場所があって素敵だと思います。
もしかしたら、大好物のさつまいもが出てくるお店でしょうか!?
朝食も美味しく食べて、いつまでも元気に漫画を描いて夢を届けてほしいなぁ。
まとめ:みをつくして帰ってきてくれるの
もし自分が第十五首のタイトルをつけるなら、「みをつくして帰ってきてくれるの」です・・・!
大切な仲間たちのところへ間に合うか分からないけど、凛月は夢中になって走り出していて。
そんな凛月の背中を優しく押すように、凛風も「わびぬれば」なのだと兄を信じていたんですよね。
元良親王(もとよししんのう)
わびぬれば 今はた同じ 難波(なには)なる
みをつくしても 逢はむとぞ思ふ
歌の意味は、「この身を滅ぼそうともあなたに逢いに行く」ということでしょうか。
・・・凛月と千早にピッタリな表現じゃないですか!!!
凛月も千早も、大切な人に逢うため・・・
この先どうなるか分からない不安があったとしても、それでも信じて走り出した。
この2人が走り出せば大丈夫、きっと何かやってくれる。
2人共、無茶ぶりな一面もあるけども、物語を動かすパワーがあるんですよね。
だから凛風が言ったように、みをつくして疲れ果てながらも元気に帰ってきてくれます。
そして、凛月も千早も背中がそっくりなんですよね。
本当に頼もしい背中をしているんですよ。
もし2人が目の前にいてくれたとしたら、共に夢を追いかけて生きたいなぁって思います。
・・・なんて、ひとつの夢も感じながらも、瑞沢と江別恵尚の試合も凛月と千早の行方も楽しみすぎます!!!
第十六首も感動しまくるんだろうなぁ・・・!
タガメ王国のヘタレ防人リョウより
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