【ちはやふるplusきみがため】第十八首の感想戦。私が夢見たゼロから1なんですよ

タガメ王国のヘタレ防人リョウです。

 

この記事では、漫画「ちはやふるplusきみがため」の5巻第十八首の感想戦をお届けしています。

 

まさかの登場人物にワクワク(ハラハラ)ドキドキ・・・
思わず泣いてしまう感動シーンに・・・

 

そんな第十八首を一緒に楽しめたら嬉しく思います!

 

前回:第十七首の感想戦はコチラ

【ちはやふるplusきみがため】第十七首の感想戦。ほんとに恋してたら歌なんか詠めねーよ

 

みんな温かくて優しい!!気づいたら鬱も回復してたちはやふるファンとの交流会の様子はコチラ

第4回太一杯に初参加した感想。温かいファンに囲まれて鬱まで回復!?

 

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ちはやふるplusきみがため」第十八首の名言(名シーン)の感想戦

第十八首から感じた名言や名シーンの感想は・・・

 

・私が夢見たゼロから1なんですよ
・難しいバトン

・池照氷魚はイケてる!

 

この3つシーンが感動したりビックリしたりで印象的でした・・・!

 

特にもう、あの人の笑顔が最高に輝いていて、感動して泣きました。
この笑顔はまさに今の僕たちに必要な笑顔なんじゃないかって思います。

 

それと、池照のまさかの本性にも心を揺さぶられました。
これぞ末次由紀さんらしい表現というか、苦しさの中に温かい優しさを感じられます。

 

・・・ということで、一緒に感想戦を楽しみましょう!!!

 

私が夢見たゼロから1なんですよ

竜星高校戦のスタメンは、筑波・田丸・原・凛月・千隼!!!
千隼がスタメン・・・!

 

スタメンだと思ってなかった千隼は慌てて袴へ着替えようとするけど、こんな時こそ頼りになるのは・・・

 

大江奏

ピンチと聞きつけてやって参りました
着物のことなら呉服の大江

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため6巻第十八首より】

 

奏があっという間に着替えさせてくれて、凛月の袴の紐がゆるんでいるのも直してくれた。

 

凛月も千隼も袴のフィット感が抜群でビックリ仰天!!!

 

千隼は袴を着る手順だけ覚えていたけど、力加減や感覚までは分かっていなかったのですね。
袴の世界も奥深いものがあるなぁ。

 

だけど奏はとても嬉しかったのです・・・

 

大江奏

でも覚えて自分で着ようとしてくれたでしょう
ゼロから1に踏み出してくれることは
呉服にとって
とってもとってもありがたいことなの

 

瑞沢のみんなが袴を着て戦うことだって
私が夢見たゼロから1なんですよ
ありがとう・・・!

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため6巻第十八首より】

 

あぁ・・・
奏の笑顔が眩しいくらいに輝いていて、青春が溢れているなぁ。

 

大好きな事を通じて、大切な仲間たちをサポートすることだって温かい夢じゃないか。

 

自分が好きな事で、誰のどんなお役に立ちたいのか。
天命のようにズドンとくるものが僕たちにも必ずあるんですよね。

 

競技かるたにしてもそうで、かるたを楽しむ人をサポートする、見る人へワクワクドキドキをお届けする、プロ化を目指す人を助ける。

 

「競技かるた」という好きな事でも、色々と形を変えてやっていけることがある。
もちろん他のことでも・・・!

 

それって凄く素敵なことで、そうやって好きな事で繋がっていくご縁に感謝すると、本当に好きな事が見つかったり夢が深まってくるものです。

 

・・・なんていう僕は、ちはやふるを通じてファンのみなさんとも繋がっていくことができて、優しさに包まれながら生きていけるようになりました。

 

あぁ、この人たちのためにやり切りたい。
言葉にできない感動があってブログも楽しく書かせていただいてます。
(いつも読んでくれてありがとう!)

 

奏の優しい笑顔を見ていたら、そんな温かい想いを感じられました。

 

そして、奏の「ゼロから1」を聴いた宮内先生は千隼の母へ電話をかけます。

 

ゼロから1、千隼はもう踏み出している。
かるた部に入り友達を作り、普通のことを一生懸命にやろうとしてるじゃないか。

 

宮内妙子

その貴重な「1」を決して
「ゼロ」にしてはいけない

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため6巻第十八首より】

 

なんと素敵な顧問なのか!!!
好きな事を始めるんだと1歩踏み出すと、温かくサポートしてくれる人のご縁にも恵まれるのですね。

 

難しいバトン

いよいよ試合が始まろうとしていて、瑞沢高校と竜星高校のオーダーは・・・!

 

瑞沢高校 竜星高校
筑波秋廣(つくば・あきひろ) 殿倉有紗(とのくら・ありさ)
田丸翠(たまる・みどり) 九井志穂(ここのい・しほ)
原実紅(はら・みく) 網元優太(あみもと・ゆうた)
長良凛月(ながら・りつ) 池照氷魚(いけてる・ひお)
秋野千隼(あきの・ちはや) 春間彩優(はるま・さゆ)

 

やっぱり凛月と池照がぶつかるのか!
池照は部長で、部員みんなに慕われていて、かるたの実力も相当なものではないか・・・

 

でも池照は相手を見下してバカにするように接してくるし、瑞沢のみんなからは「嫌な奴」という印象が強いです。

 

そんな中、試合が始まっていくと・・・

 

つ、強い!!!
池照が強い!!!
長い手足を活かした「守りがるた」で的確に札を払っているじゃないか!

 

凛月は「攻めがるた」なので、相性が良いのか悪いのか。

 

いやぁ~、池照はチームのみんなからモテモテだしかるたも強いしで、口は悪いけど人としての人望はあるんじゃないか。

 

・・・なんて思っていたら、そんな池照にも葛藤があったのですねl

 

池照氷魚

本当は、攻撃されそうと思うとカチコチに固まるくらい臆病者なんだ

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため6巻第十八首より】

 

・・・マジか!?!?
臆病者なのに自信満々そうにいるのはなぜ??

 

それは弱い自分を隠すために、必死に身につけたものがあったから。

 

竜星高校の競技かるた部は部員80人と多いけど、多くはエンジョイ勢で、でも先代部長は熱血で部員たちとの溝に悩んでいた。

 

池照は高校生になり急に背が25cm伸びて部長に指名され、その部長から難しいバトンを渡されたのですね。

 

選ばれてしまった、何とか期待に応えないといけない。
臆病な自分にみんなついてきてくれるんだろうか・・・

 

そこで池照は咲良会を訪ねて田丸の兄に指導してもらい、本当の自分を隠して変わることを選んだ。

 

田丸剛

在原業平(ありはらなりひら)も稀代のイケメンって言われてるけど
ほんとのところはわかんない
誰かが文字で残してくれたものだけを俺らは信じてる

 

だからお前も臆病を引っ込めて
池照氷魚はイケてる!
竜星高校は強い!って
人に伝えて信じさせるのを目指せよ

 

本当のお前の性格がどうだって竜星がどうだって
誰かがお前を評したこととか
症状とか結果のほうが残るんだよ

 

だからカッコつけろ
気の強いフリをしろ
「全国で勝つ!」って言え

 

竜星高校を引っ張る星になってやれ

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため6巻第十八首より】

 

池照は難しいバトンを渡され、みんなの期待に応えるために、本当の自分を隠してまで青春を懸けることにした。

 

このシーンはまさに、作者の末次由紀さんの温かい優しさがギュッと込められてますね。

 

ちはやふるもちはやふるplusきみがためも、誰ひとり置いてけぼりにならないし、悪者がいなくて。
闇を抱えている人も、本当は奥底に温かい光があって、まさに池照もそうなんですよ。

 

本当の自分を見せられない不安と恐怖、それを隠してまで仲間たちと青春を生きることに懸けた。

 

悪口を言ったり見下したりして悪者のように感じた池照も、本当は仲間想いの優しさがあったのか。
とても温かいですね・・・

 

思わず感動して泣きそうになりました。

 

そんな池照を相手にする凛月は3連取されている・・・!

 

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池照氷魚はイケてる!

池照はドンドン調子を上げていくようだ・・・

 

池照氷魚

俺は田丸剛
相手の弱点を突き力を削ぐことも厭わない男

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため6巻第十八首より】

 

田丸兄から学んだかるたを前に、凛月は相手陣を攻めたいのに手が降りきらずにどこか調子が出ない。

 

いつもと同じようにできない・・・

 

長良凛月

あ・・・・・・
もしかして
おれ・・・・・・
疲れてる?

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため6巻第十八首より】

 

「ズン」と疲れが押し潰すように降ってくるけど大丈夫なのか。
凛風を迎えにいってダッシュしたりしたから、体力消耗してるのか。

 

相棒の千隼がその様子を見て、何か言いたそうだけど目の前の相手に集中している。
凛月のためにできることはこれだ、というように真っ直ぐ相手と向き合うように・・・

 

一方で、千隼の母と宮内先生が電話をする。

 

母親として本当は千隼のことが気になっているのを宮内は感じていて、一緒にライブ配信を観ないかと伝えてみる。

 

宮内妙子

千隼さんが始めた部活動がどんなものなのか
ご覧になってみませんか

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため6巻第十八首より】

 

すると配信ではなんと・・・

 

まさかこの2人が・・・!?

 

解説とゲストをするのは、新名人・綿谷新と新クイーン・綾瀬千早!!!!!

 

新は緊張でカッチコチに(笑)
千隼はダブルピースで天真爛漫に(笑)

 

新は千早が隣にいるということもあって、さらに緊張しているのかも!

 

2人の特徴を活かしたどんな話が聴けるのかな!!

 

その様子をスマホで見てた太一と日向(ヨロシコ)・・・
太一の顔がビックリ仰天して青ざめてる!?

 

新名人と新クイーンに見られる瑞沢のみんな、千隼の母、驚愕する太一・・・
どんな展開が待っているのか・・・!

 

末次由紀さんの「今回のひとこと」は・・・

BELOVEの最後に掲載されている、漫画家さんへの「今回のひとこと」・・・

 

第十七首が掲載された10月号のお題は「読書の秋!感銘を受けた本を教えてください!」

 

・・・です!

 

おぉ~!!!
これは面白いお題じゃないか・・・!

 

では、今月は由紀さんはどんな答えを・・・

 

末次由紀

谷川俊太郎の「世界が問いである時 答えるのは私だけ」です。

 

【出典:BELOVE10月号より】

 

・・・これは気になる本だということで、読んでみたら深く響いてくる言葉がありました。

 

自分のこころはもしかすると他人の心よりも分かりにくい。
ましてこころの奥にあるというたましいなんてものは、もっと分かりにくい。
分からないまま日々私は生きている。

 

【出典:「世界が問いである時 答えるのは私だけ」より】

 

これはこれは、ちはやふるplusきみがためにも由紀さんにも、そして僕たちにも深く響いてくるものじゃないかと。

 

ちはやふるplusきみがためという神作品は、僕たちに何を伝えたいのか。

 

勝ち負けよりも大切なもの、夢と仲間と共に生きた時間は何歳になっても青春だから、みんなも夢を諦めないで好きな事を続けてほしい。

 

こんな風に温かく魂に向かって響いてくるんです。

 

僕の師匠は変人なので、「心はブレるけど魂はブレないんですよ」なんてカオスなことばかり言っているのですが、その感覚に近いものを感じます。

 

たしかに心はブレるよなぁって。

 

大嫌いなイモムシ君を見たら発狂して恐怖のドン底へ突き落される時のように、心が暴れまわってブレブレになる時もあるんです。

 

または、凛月も千隼もみんなも、その時その時の状況で悲しくもなるし嬉しくもなる。
その1つ1つの心を、作者の末次由紀さんが大切に抱きしめて表現されている。

 

そして、ちはやふるplusきみがために登場するみんなの中にも、作者の末次由紀さんの中にも、僕たちの中にも、「好きな事をして生きたい」という魂があるんです。

 

でも心が色々とブレるから、その魂が感じられない時もあるけど、必ずあるんです。

 

まとめ:私が夢見たゼロから1なんですよ

第十八首のタイトルをつけるなら、「私が夢見たゼロから1なんですよ」じゃないか・・・!

 

いやぁ・・・

 

もちろん登場するみんなが魅力なのは変わらないのですが、今回はもう僕からしたら奏が最高に輝いてます!!!!!

 

大江奏

私が夢見たゼロから1なんですよ
ありがとう・・・!

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため6巻第十八首より】

 

奏が大好きで愛してやまない呉服を通じて、千隼が自分なりに着付けを頑張ってくれていたのが凄く嬉しくての最高の笑顔・・・

 

これですよ、この世に求められているのは、こんな風に好きな事を通じて輝く人の笑顔ですよ。

 

僕は「好きな事をして生きる」という楽しさ温かさ優しさを未来の仲間たちへお届けしたくて、このブログを書いています。

 

ちはやふる、ちはやふるplusきみがため、競技かるた、末次由紀さん、好きな事を通じて繋がれるのは温かい仲間たちです。

 

人生色々あって、好きな事も人それぞれな中で、同じ好きな事を通じて繋がれるのは最高じゃないですか。
それこそが宝物であり奇跡です。

 

だからこそ、仲間たちにも好きな事をして生きていく楽しさを感じていってほしいのです。

 

・・・とはいえ、好きな事をして生きるのは無理だなって思う時もありました。
才能も魅力もないし今さら何をやっても、と。

 

行動していくなかで自分の未熟さばかり感じて、自分で書いたブログを自分で否定することもありました。

 

それでも届けてみないと分からないもので、気づいたらあなたのような心優しい読者さんが来てくれているんです。

 

この嬉しさはとびっきりですよ。
この瞬間のために生きてきた、というような嬉しいビックリです。

 

好きな事をして生きる辛さも苦しさも、それすらも楽しい、やりがいになっているのは、今こうしてブログを読んでくださるあなたがいてくださるからです。

 

それはまさに、奏の最高に輝く笑顔のように、好きな事を届けてきて本当によかったなぁって感じられる瞬間なんです。

 

いつも本当にありがとうございます。

 

奏も最初のうちは、呉服が好きでもどうお役に立てばいいのか分からないという一面もあったと思います。

 

そこから競技かるたを通じて仲間たちと巡り逢って、自分がやれる好きな事を通じての精一杯の夢が見つかったんです。

 

人生は本当に何が起こるか分かりません。

 

ただひとつ言えるのは、好きな事をして生きるのは最高に楽しいですし、あきらめなければ温かい仲間たちと出逢えるということです。

 

漫画、競技かるた、何だっていいんです。
やってみましょう!!!

 

愛情と情熱を作品で表現してくださる末次由紀さんの想いもきっと、好きな事をして生きるワクワクドキドキな楽しさに溢れているんだろうなぁ。

 

そんな風に感じられた奏の笑顔は最高に輝いてます!!!!!

 

ということで、第十九首も共に楽しんでいきましょう!!

 

タガメ王国のヘタレ防人リョウより

 

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