どうも、タガメ王国のヘタレ防人リョウです。
この記事では、人生ではじめて競技かるたの試合を観た僕の第5回ちはやふる小倉山杯の感想をお届けしています。
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競技かるたの試合を生で観るのは初めてだった僕なりに、お届けしていける楽しさ・ワクワクドキドキがあると思い記事にしました。
かるたの歴史もルールも深くは知らないけど、ちはやふるを通じて感じてかるたの魅力に惹かれたのもあって、3回戦まで現地観戦させていただきました。
各試合の感想は別の記事にまとめていきます!
今回の記事は、
・まだかるたの試合を観たことがないけど、実際にどんな感じなのかな??
・A級選手トップ8が集う試合を生で観てみたい!
と感じている方に特におすすめしたいです!
目次
人生ではじめて競技かるたの試合を観たら感動もワクワクドキドキも溢れまくる
僕は今まで競技かるたの試合に興味がありませんでした。
競技かるたのルールも歴史もまだ深くは知りません。
ちはやふる小倉山杯へ行った理由も、「尊敬している、ちはやふるの作者・末次由紀さんが大切に表現されていた競技かるたの試合はどんなものなのかを肌で感じたい!」というものでした。
でも、ちはやふる小倉山杯へ行ってみて・・・
競技かるたの面白さ感動を知らないなんて、こんなにもかっこよくて美しい選手たちの試合を肌で感じていなかったとは、本当に勿体ないことをしていたんだなぁと痛感しています。
こんなにも魂が震え上がる感動を、思わず時が止まるかのようなワクワクドキドキを、神様のスピードを感じられる場所は他にないぞ!!!
絶対に現地で観なよ!!!
去年の僕へ、そう伝えたい。
それくらい、現地で試合観戦する前と後で感覚がガラリと変わりました。
(現地観戦された方達がうんうんと頷いている姿が見えます!)
これは現地に来た人だけじゃないと絶対に分からないのですが、youtubeで観るのと現地で観るのとでは、とてつもなく大きな差があります。
youtubeで観られる感動やワクワクドキドキが100だとしたら、現地観戦は感動もワクワクドキドキも∞です。
あの空気を肌で感じた時にはもう、何ものにも代えられない感動が生まれます。
専任読手さんの詠みは魂が震え上がるくらいの感動で思わず体が動きそうになってしまう
競技かるたの試合では選手のみなさんが集中できるようにと、音を出すのはご法度です。
試合を観る前からそれは分かっていたのですが、専任読手さん(かるたの札を詠む人)が札を詠み上げると・・・!
な、なんだこの、魂から揺さぶられるような美しい詠みは・・・
とてつもない迫力を感じるけど、でも優しくて繊細にも感じる。
感動して思わず体が震え上がるけど、動いたら音が出てしまうから絶対ダメだ。
必死に動いてしまいそうな体を何とか抑えてました。
現地で聴くのとyoutubeで聴くのとでは、こんなにも感動が違うのか!!!
力強さがありながらもその中に丁寧で繊細な美しさがある声に、いつの間にか圧倒されて癒されている自分がいました。
一緒に観戦していたちはやふるファンの方からも「生で観る専任読手さんは違うでしょ!」と伝えていただいたのですが、もう本当にその通りですよ!
これは最初に聴いた人たちはみんなビックリするでしょうね!
同じ専任読手さんの詠みであっても、生で聴くと本当に違いますね。
これは漫画の世界、いや漫画以上に「速さ」を感じる
そうして専任読手さんの美しい詠みで始まっていく試合・・・
今回は川瀬将義名人に注目して楽しませていただいたのですが、選手のみなさんの札を取るスピードがあまりにも想像以上で、これまた動画で観るのと段違いでした。
・・・ふ、札が消えた!!!!!
と思ったら、自分の目の前まで吹っ飛んできていることに気づく。
・・・あれ??
いつの間に札を払っていたのですか!!!
目でも追えなかったけど、選手のみなさんはちゃんと狙って手を伸ばしているんですよね。
僕にとってはスロー再生でようやく確認できるくらい圧倒的なスピードでした。
末次由紀
「神様の反応だーーー」
初めて取材に訪れた名人・クイーン戦での試合を見て、そう思ったことを覚えています。
神様しかできないような反応。
ずっとそれを表現したくて、ちはやふるを描いてきました。
これはもう本当に神様の反射神経ですよ。
いや、神様を超えているんじゃないかと。
夢が現実にもなって、ここにあるじゃないか!!
このままじゃ札が粉々になってしまうんじゃないかっていうくらい、鋭いスピードを披露してくださる選手のみなさん。
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でも、札は綺麗に飛んでいく。
みなさん優しく繊細に札を取っているのでしょうね。
さすがに、ちはやふるで表現されているスピード感は体感できないだろうなぁ・・・
そんな気持ちがあったのですが、見事なまでに打ち破られました。
これは漫画の世界を超えているじゃないか!!!
まるで綿谷新の超加速を、若宮詩暢の繊細な取りを、目の前で魅せてくださるじゃないか!!!
凄いなぁ・・・!!!
そんな言葉だけじゃ絶対に表現できないくらいに凄い光景を目の当たりにできる。
ここは漫画の中・・・
じゃなくてワクワクドキドキの現実の中。
競技かるただって夢があるなぁ。
みんなに感動を届けられる素敵なスポーツじゃないか。
ちくしょー、自分はなぜ今まで何で現地観戦していなかったんだ。
選手のみなさんのかるたを取る表情が最高にかっこいいし美しい
そうして競技かるたを現地観戦させていただいて、選手のみなさんがかるたを取る姿がとてもかっこいいのだと気づきました。
美しい着物姿で、それぞれのかるたへの想いが迫力満点でひしひしと伝わってきます。
真剣にかるたを取っているのはそうなのですが、みなさんが心の底からかるたを楽しんでいるのが伝わってくるんです。
時折見せてくださった、思うように札が取れなかった時の「ちくしょー!」という悔しいんだけど楽しいんだという、あの笑顔がたまらなく美しくてかっこいい。
特に、川瀬将義名人と自見壮司二郎七段の第2回戦は近くで観させていただいたのもあって、お互いの「かるたが大好き!」という気持ちと笑顔が溢れていて感動して泣きそうでした。
この大会では、当たり前ですが優勝するのは1人だけで、今回は川瀬将義名人が優勝されましたが。
僕からするとみんな優勝です。
それ以外はありえないです。
もちろん大会なので順位があるんですけど、みなさん1人1人のかるたへの想いを肌で感じて。
順位なんてみんな1番でしょってくらいの感動をいただきました。
そんな競技かるたが、プロ化されていない事だけが悲しいのです。
悔しくもあります。
こんなにも美しい戦いを見れる競技がプロじゃないなんて残念でしょうがない。
悔しい現実をちょっとでも変えていきたい
実は、ちはやふる小倉山杯を現地観戦すると決めたのは、もう1つの理由があって。
それが、競技かるたのことを「しょうもない」と言われたからでもあるんです。
僕はちはやふるを通じて競技かるたの面白さを知っていって、ちはやふる基金を通じてサポートさせていただいているのですが・・・
そのサポートをしようと決めた時に、ある人に「そんなしょうもないことにお金を使うなら他のことに使えば?」と言われたんですね。
その時はもう、悔しさがこれでもかというくらい込み上げてきて、めちゃくちゃ心の中で怒り狂ったものです。
なんかこう、大好きになったちはやふる・作者の末次由紀さん・ちはやふるファンのみなさん・競技かるた・競技かるたの選手のみなさんや関係者のみなさん、ちはやふる基金のみなさんを全否定されたような感覚になってしまったんです。
何だよ、しょうもないって。
ちはやふるを読んだことがあるの?
競技かるたの試合を観たことがあるの?
何にも知らない人が、しょうもないって言うもんじゃない。
それは肌で感じてからにしてくれ。
いや、そうか、ちはやふるも読んでないし競技かるたの試合を生で観ていないから、そんなことが言えるのだなと。
ちはやふるの中でも、「かるたなんてやったってなんにもなんないよなあ・・・」と言われるシーンがあるんですよね。
千早と奏の母
少年たちよ
この空気を感じても同じことが言えるの?
その時は、千早と奏の母が怒ってこう言ってるんですよね。
まさに僕も同じ気持ちです。
実際に競技かるたの試合を生で観てください。
どうか肌感覚で触れてください。
「しょうもない」という言葉は一瞬で消え去りますから。
気づいたら、ワクワクドキドキの感動の渦に巻き込まれていますから。
悔しくもあるのは、それだけ好きだという事でもあるから。
僕なりに競技かるたの魅力や面白さをお届けしていきます。
僕も好きな事を仕事にして生きようとブログを始めてやってきたので、これから好きな事(競技かるた)をして生きるんだという選手のみなさんと、そんな自分が重なって見えるのもあるんですけどね。
競技かるたは本当に面白いぞ。
これから夢が広がっていってプロ選手が生まれていくスポーツなんだぞ。
今のうちから好きになっていけば、楽しい時間が増えていくぞ。
そんなこんなで、あなたも是非、来年の「ちはやふる小倉山杯」へ行ってみてください!
よろしければ一緒に観戦して存分に楽しみましょう!!
それでは、ここまで読んでくださってありがとうございます。
またお逢いしましょうね!
タガメ王国のヘタレ防人リョウより
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