【ちはやふるplusきみがため】第五首のネタバレ感想。競技かるたの魅力が溢れる神回じゃないか!

どうも、タガメ王国のヘタレ防人リョウです。

 

この記事では、漫画「ちはやふるplusきみがため」の2巻第五首のネタバレと感想をお届けしています。

 

子供も大人も楽しめる競技かるたという神スポーツの、本当に大切なことが温かく感じられる素敵なシーンもある第五首を一緒に楽しみましょう!!

 

前回:第四首のネタバレ・感想はコチラ

【ちはやふるplusきみがため】第四首のネタバレ感想。作者の本当に伝えたい想いに感動。

 

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「ちはやふるplusきみがため」第五首の名言(名シーン)の感想

第五首から感じた名言や名シーンの感想は・・・

 

・千隼が「かるたの競技者」へと成長して涙腺崩壊
・子供だって畳の上では(本当はどこでも)大人と対等なんだ

・まさかの「あの人」が瑞沢高校かるた部の練習に参加!?

 

この3つシーンに感動しました。

 

特に、子供だって大人と一緒に戦える楽しめて、愛情溢れる子供ならではの光と闇も感じられる・・・

 

そんな競技かるたの魅力が温かく伝わってくる神回です。

 

ではでは、ネタバレと感想スタートです!

 

千隼が「かるたの競技者」へと成長していく姿に涙腺崩壊

千隼は歌人のことや歌の意味と共に競技かるのルールを理解していたけど・・・

 

でも今は、真剣な初段認定大会の試合中であって、これまでの千隼とは空気が違う!!!

 

秋野千隼

歌人のことはもういい
いまは

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため2巻第五首より】

 

千隼はもう立派なかるた競技者じゃないか!!!
目の前の札を一心不乱に取りに行く、その真っ直ぐな姿勢に感動します。 

 

本当は歌人への想いとかも大切にしたいんだろうけど、競技者として勝ち上がっていくんだという信念がそれを上回っているのが感じられました。

 

そんな千隼の強みは「暗記」です!!!

 

橋立蒼太

秋野くんは3字決まりと「あ」の札が強い

 

フォームはまだまだだし
決まり字の短い札は練習してきてる選手に負けるけど

 

暗記が正確で札を探さないし迷わない
焦らないから反応が速すぎない

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため2巻第五首より】

 

千隼は暗記を強みにこれからドンドン成長していきそうです!
これでスピードまでついてきたらと思うと楽しみですね!

 

子供だって畳の上では(本当はどこでも)大人と対等なんだ

そんな千隼はまだ試合に慣れてないので、相手がお手つきした時に一字決まりの札を送ってしまうという・・・!

 

殿山一葦

一字決まり送ってくる人っているの?
ぼくぜったい全部取るのに

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため2巻第五首より】

 

そう思う一葦くんも千隼の正確さにビックリしてて、決まり字が長い札を取られたら負けてしまうかもってイメージしちゃう。

 

そんな一葦くんのかるたへの想いは、周防への想いでもある。
周防が名人戦で新に負けた時、悔しくて泣いていたのですね。

 

殿山一葦

周防さんが負けちゃって悔しかったけど
そういうときに新しい天才が現れるんでしょ?

 

それが僕でしょ?

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため2巻第五首より】

 

周防さん、ここにあなたを夢見た少年がいるじゃないか!!!
何気ないシーンかもしれないけど感動しました。

 

そうですよ、子供は純粋に夢見て生きてますからね。

 

でも目の前の試合では焦ってばかりでお手つきしてしまう・・・
お母さんは見てられないと顔を手で覆う・・・

 

そんな時、他の子供が札に当たって焦っていたり、泣き出して試合を抜け出す子もいる。
泣いて抜け出す女の子を見て、一葦くんはその子の気持ちが分かるのだとか・・・

 

殿山一葦

あの子の気持ちが分かる
泣きたくなんかないんだよ

 

でも止められないんだ
汗が止められないみたいに

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため2巻第五首より】

 

こういうシーンは実際のかるたの大会でもあるんですよね。
かるたは試合中は静かにしないといけないので、泣き止まないと試合が続けられないんです。

 

でもそうですよね、子供はとても純粋だから目の前のことに夢中になって、うまくいかないと悔しくて自然と涙が出てくるものです。

 

この子供たちの気持ちも痛いくらい伝わってきます。

 

それでも、泣いて出ていった女の子が戻ってきた!!

 

女の子

泣いちゃってすみませんでした

 

対戦相手

おおいいよ
まだ終わってないから

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため2巻第五首より】

 

立ち直った女の子を見て、みんな泣いてますね。
泣いてるみんなの優しい気持ちがじんわり伝わる素敵なシーンです。
女の子が自分の弱さと向き合って現実と向き合って前を向く姿に感動してるんですね。

 

殿山一葦

「小学生あるある」なんて
言われたら悔しいよな

 

大人と同じルールで戦いに来たんだよ

 

初段認定大会はぼくには元服だ
手加減のいらないかるた選手だっていう証明だ

 

自分のかるたを作っていくんだ!

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため2巻第五首より】

 

あぁ~もう、こういうシーン大好き!!!

 

作者の末次由紀さんが伝えたいことは、かるたを楽しむみんなのありのままの姿でもあると思うから。

 

強い弱いとか勝ち負けとか、そういう競争の世界だけじゃなくて、こんな風に一生懸命な子供たちもいて。
大人も子供も同じルールで戦えるのがかるたの素晴らしさなんだよって伝わってきます。

 

こういうシーンは実際のかるたの大会でもあって、かるたは試合中は静かにしないといけないので、泣き止まないと試合が続けられないんです。

 

それで、由紀さんが描く作品は、こうやって1人1人に光が当てられているから美しいんですよね・・・

 

そうして試合後半は決まり字が短くなって、千隼は一葦くんの反応速度に負ける。
経験の差が出てますね。

 

試合は一葦くんの勝ちで千隼は負けてしまいました。

 

まさかの「あの人」が瑞沢高校かるた部の練習に参加!?

試合を経験したなかで、千隼は暗記できるだけじゃダメだというのを痛感していて、そこに橋立が的確なアドバイスをするのでした・・・!

 

橋立蒼太

もっと意地悪にならないといけない
もっと相手を見ないといけない

 

相手が狙ってる札
狙ってるフリだけしてる札
判断しないといけない

 

札の場所を体に叩き込まないといけない
反応と反射をもっと磨かないといけない

 

音を聞き込んで聞き分けて
なにがあってもこの畳で勝ち抜くのは自分だと信じないといけない

 

その全部の向こうで
もう一回秋野くんの暗記力が武器になる
ぜったいかるた向いてるよ

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため2巻第五首より】

 

おぉ、まるで机くんみたいなアドバイス・・・と感じてビックリしてるのは筑波ですが、実は机くんの受け売りだそうです。

 

でも体に刻まれる大切なアドバイスなのは間違いなくて、今まさに千隼は競技かるた選手としてもう1歩踏み出した。

 

橋立もまた、千早たちが見せてくれたことを伝えようとしていたのもグッとくるものがありますね!
今ここにいなくても、みんなの絆が繋がってきてるのです。

 

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そんなこんなで2試合目の相手は、瀬尾悠子(せお・ゆうこ)さん・47歳でかるた歴7年・・・

 

相手はガチンコでかるたを取るというよりは楽しく取っていくタイプですが、この試合は千隼の勝ち!
初勝利おめでとう!!!

 

3試合目は、同じ高1の炎龍寺眞子(えんりゅうじ・まこ)かるた歴3ヶ月・・・
かるた歴だけで見れば千隼とあまり変わりません。

 

でも、眞子のかるたはガンガン取りに行くスタイル!!!
荒ぶる炎の龍の如く千隼を飲み込んでしまうような取りです!!!

 

千隼は怖がってしまいますが、橋立の「もっと意地悪にならないといけない」というアドバイスを思い出して、毎回2枚ずつ札を移動しまくる。

 

それで眞子は混乱してお手つき8回もやってしまい、見事に千隼の勝利!!

 

炎龍寺眞子

くやしい――――
瑞沢のあいつ絶対忘れねぇ――――
目がデカくて気が散るし――――

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため2巻第五首より】

 

猛烈に悔しがる眞子ですが、たしかに千隼は大きくて美しい目をしてて、どこか見惚れていた部分もあるのかな。

 

そんな中、千隼は不安になっていて・・・

 

秋野千隼

かるた・・・

 

かるた困るな
顔が近くて嫌がられる
髪切らなきゃよかった

 

ここの人たちに嫌われてないかな
僕はうまくやれたのかな

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため2巻第五首より】

 

一葦くんも眞子も目の大きさにビックリしてて、怖がらせたりするつもりはないけどそうさせてしまったら申し訳ないという気持ちがあるのですね。
やっぱり千隼も優しいなぁ・・・!

 

そうしていると、「大磯こゆるぎの浜」から凛月たちが駆けつけてくれた!!

 

髪を切った千隼を見て、予想以上のイケメンでみんなビックリしてますね(笑)

 

でも凛月だけは真っ直ぐに千隼を見つめて・・・

 

長良凛月

邪魔だろうなーって思ってたんだー髪
どうよかるた
取りやすかった?

 

初試合楽しんで取れた?

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため2巻第五首より】

 

かるたを楽しんでほしいという愛情の気持ちが真っ直ぐに現れてるシーンで泣けてくるなぁ・・・

 

誰よりも千隼のことを見つめてて考えてて、一緒に強くなっていきたいと思う凛月も綺麗な目をしているんですよね。

 

秋野千隼

うん・・・・・・・
たっ・・・
たの
楽・・・・・・

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため2巻第五首より】

 

千隼は思わず嬉しくて泣いてしまって良い感じの雰囲気になるかと思ったところに・・・

 

花野菫

ほんとだ
秋野くんビジュアルえぐいね

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため2巻第五首より】

 

凛月は「スンッ・・・」とテンションがた落ち(笑)
大好きな菫が千隼を褒めてるからですよね(笑)

 

そうして瑞沢高校かるた部のみんなが集合して、和気あいあいと笑顔が溢れている・・・

 

それを優しい顔で見つめてるキャプテンの菫は、まさかの人物に電話してるじゃないか!!!

 

花野菫

た・・・
大会まえにみんなの練習見にきてくれませんか
綾瀬先輩・・・・・・

 

【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため2巻第五首より】

 

おぉ、マジか!!!
千早が来るかもしれない!!!
千早と千隼が揃うかもしれない!!!

 

これは激アツな展開になってきましたね。
千早が凛月や千隼を見て、どう感じるのかも気になりまくります!!

 

いやぁー、なんてワクワクドキドキを感じる締めくくり!
次回も本当に楽しみです!

 

末次由紀さんの「今回のひとこと」は・・・

BELOVEの最後に掲載されている、漫画家さんへの「今回のひとこと」・・・

 

第五首が掲載された6月号のお題は「五月病を乗り切るストレス解消法を教えてください!」

 

・・・です!

 

さて、由紀さんはどんな答えを・・・

 

末次由紀

いち早く6月だと思って新しい水着を買うとかすると楽しくなりそうです。

 

【出典:BELOVE6月号より】

 

気持を夏に向けてワクワクしていこうって感じでしょうか・・・!
たしかに、例えば夏の海を想像するとバーベキューとか楽しいことがいっぱいですもんね!

 

季節を感じるモノを買えば、気持ちも一緒についてくるって事ですね。
GWが終わるのは残念ではありますが、次は夏休みが待ってるさ!!

 

まとめ:競技かるたは子供も大人も一緒に楽しめる神スポーツ!!

第五首を読んでいて、千隼の成長ぶりにも感動したのですが、一葦くんなど子供の選手にも光と闇があって素敵だなぁと感じました。

 

一葦くんは、運動が苦手だけどかるたに夢中になっていって自分が一生懸命になれる場所を見つけたのですよね。

 

それって人生の宝物にもなっていくと思うんです。
夢中になれるものと出逢って、そこで色々な人と触れ合って人としても成長していく。

 

実際には、自見壮二朗選手も運動は苦手だけど競技かるたに夢中になって強くなっていったんですよね・・・!

 

自見壮二朗(七段)

これは僕が高校や大学の部活勧誘なんかで良く言っていることなんですが、競技かるたは文化とスポーツの融合というの僕自身も思っているんです。
僕、実は運動がすごい苦手で。結構隠してるんですけど(笑)

 

ー中略ー

 

運動神経が悪くて、体力テストとかでも下の方なんですよ。
でも競技かるたは、運動が苦手でも真剣勝負ができるんですね。
なので、何かに打ち込みたいとか、仲間と切磋琢磨したいとか、真剣勝負がしたいけど運動は苦手…というひとにお勧めしたいです。

 

【特別企画】選手インタビュー 自見壮二朗編|第5回ちはやふる小倉山杯より】

 

・・・なんて素敵な想いなのでしょうか!

 

僕はちはやふる小倉山杯で自見選手のかるたを現地で観させていただいて、小さい体で互角以上に渡り合っていく力強いかるたに感動したのを鮮明に覚えてます。
純粋に応援したくなる姿をされてました。

 

あぁ、自見選手ももしかしたら、子供の頃は一葦くんのように大人の選手と戦っていたのかもしれない・・・
なんて想像してました。

 

競技かるたは子供も大人も同じルールで一緒に楽しめて、そういうスポーツって数少ないと思うんですよね。
百人一首という日本文化も合わさっていて、歴史的にも貴重なスポーツでもある。

 

ちはやふるplusきみがためという漫画もまた、そういう視点からの競技かるたの魅力も伝えているんですよね。

 

もっと、色々な視点でかるたの楽しさが広まっていってほしい。
子供も中学生も高校生も大人も親も指導者も、みんなに光が当たってみんなの一生懸命さが響いてきます。

 

きっと作者の末次由紀さんは、「強さとか1番を目指すだけが全てじゃないんだよ」って想いも伝えたいのだと感じるんですよね。

 

だから一葦くんや子供のシーンだって、ありのままに苦しかったことも表現されている。
辛いことがあっても乗り越えていく姿は、子供でも大人でも魂を揺さぶられるものがある。

 

それを競技かるたという神スポーツで表現されているんだろうなぁと、じんわり温かい気持ちで読ませていただきました。

 

さて次は、まさかの千早が瑞沢高校へ帰ってくるのかな??
みんなの姿を見てどんな反応をするのかも楽しみですね!!

 

それでは、ここまで読んでくださってありがとうございます!
またお逢いしましょうね!

 

タガメ王国のヘタレ防人リョウより

 

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