どうも、タガメ王国のヘタレ防人リョウです!
この記事では、
霞柱・時透無一郎の過去(どんな流れで鬼殺隊へ入ったのか?)を探検してみたら・・・
たった2人の兄弟愛に涙が止まらない話だった
ということをお伝えします。
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目次
無一郎の過去(生い立ち)は悲惨だった
無一郎の生い立ちは、幼い頃にこんなに辛い思いをしなきゃダメなのかと感じるくらい悲しいのです・・・
大自然の中で家族と幸せに暮らす
お父さんは杣人(そまびと)という木を切る仕事をしていて、無一郎もそれを手伝っていたのでした。
山の中で自然に囲まれながら幸せに暮らしていたのだと予想できますね。
本当ならこのまま一緒に幸せに生きたかったのに・・・
両親が幼い頃に事故・病死でいなくなる
でも、両親が幼い頃に亡くなってしまうのです・・・
お母さんは風邪をこじらせて肺炎で亡くなってしまいます。
お父さんは嵐の日にお母さんの為に薬草を採りにって、崖から落ちて亡くなってしまいました。
そうして両親が死んでしまったのは10歳なのです。
かなりショックだったでしょうね・・・
それでも、たった1人のお兄ちゃんがいたのでした。
兄である有一郎とは真逆の性格で喧嘩ばかり
お兄ちゃんの名前は有一郎(ゆういちろう)で、2人は双子だったのです!
お互い真逆の性格をしていて・・・
無一郎は他のみんなのために頑張ろうと生きて、有一郎はみんなのために生きるのはバカバカしいというかんじなのですね。
有一郎
情けは人のためならず
誰かのために何かしてもろくなことにならない
無一郎
違うよ
人のためにすることは巡り巡っって自分のためになるって意味だよ
父さんが言ってた
有一郎
人のために何かしようとして死んだ人間の
言うことなんてあてにならない
無一郎
何でそんなこと言うの?
父さんは母さんのために・・・
有一郎
あんなに状態になってて薬草なんかで治すはずないだろ
馬韓の極みだね
無一郎
兄さんひどいよ・・・
有一郎
嵐の中を外に出なけりゃ
死んだのは母さん一人で済んだのに
無一郎
そんな言い方するなよ!!
あんまりだよ!!
こんな風に口論になることもあって、有一郎は言葉がキツイのです・・・
とことん現実主義なんだとも言えるかもしれませんね。
そうして、弟へこんなことまで伝えてしまうのです。
有一郎
無一郎の無は“無能”の“無”
こんな会話、意味が無い
結局過去は変わらない
無一郎の無は“無意味”の“無”
無一郎
・・・(涙を流す)
そうしてお互いの距離が縮まらないまま生活していると、思いもよらない人物が訪ねてきたのでした・・・
妖精のように可愛いお館様の妻が2人を訪ねてくる
そこにやってきたのは、お館様の妻である「あまね」でした。
色白でとても美人さんでまるで妖精のような人です!!
でも、有一郎はあまねにも暴言を吐いて追い返してしまったのです。
それでも、あまねは衝撃の真実を伝えてくれたのでした・・・
なんと、無一郎と有一郎は凄腕剣士の子孫だと言うのです!!!
無一郎
すごいね!
僕たち剣士の子孫なんだって
しかも一番最初の呼吸っていうのを使う凄い人の子孫で
ねぇ、剣士になろうよ
鬼に苦しめられている人たちを助けてあげようよ
僕たちならきっと
無一郎は自分たちも剣士になって強くなれると思ったのでしょうね。
ここで有一郎がブチギレます(;^_^A
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有一郎
お前に何ができるって言うんだよ
米も一人で炊けないような奴が剣士になる?
人を助ける?
馬鹿も休み休み言えよ!!
楽観的すぎるんだよ、どういう頭してるんだ
具合が悪いのを言わないで働いて体を壊した母さんも
嵐の中、薬草を採りに行った父さんも
あんなに止めたのに・・・!!
母さんにも休んでって何度も言ったのに!!
有一郎は、本当は家族を大切にしていたのですね。
幸せに生きてほしいからこそ無理をしてほしくないのでした・・・
さらに有一郎は続けます・・・
有一郎
人を助けるなんてことはな、選ばれた人間にしかできないんだ
先祖が剣士だからって子供の俺たちに何ができる?
教えてやろうか?
できること
俺たちにできること
犬死にと無駄死にだよ
父さんと母さんの子供だからな
結局あまねは自分たちを利用しようとしてるだけで何か企んでいるに決まってる・・・
無一郎と有一郎はそれっきり口を利かなくなってしまいました。
そうして「あの惨劇」が起こってしまったのです。
有一郎が鬼に襲われて無一郎が覚醒する
夏になり、猛烈な暑さの中で2人は杣人の仕事をする・・・
夜も暑くて戸を開けて寝ていたら鬼が入ってきました。
真っ先に攻撃されたのは有一郎です。
一撃で左腕が吹っ飛んでしまいました。
鬼
うるせぇうるせぇ、騒ぐな
どうせお前らみたいな貧乏な木こりは何の役にも立たねぇだろいてもいなくても変わらないような、つまんねぇ命なんだからよ
自分たちをゴミのように扱う鬼へ、無一郎の怒りは限界を超えました・・・
生まれてから1度も感じた事のない激しい怒りがあったのです。
そして、衝撃的な展開になりました・・・
無一郎が気づくと目の前には、顔を石で潰され体中を木や道具で刺されまくった鬼がいたのです。
無一郎
気づくと鬼は死にかけていた
だけど頭が潰れて死ねないらしく苦しんでいた
間もなく朝日が昇り、鬼は塵になって消えた
心底どうでもよかった
・・・無一郎がこんなに強かったなんて!!!
剣士の子孫ということで覚醒したのでしょうか!!!
有一郎から本当の名前の意味を知る
そうして無一郎は歩く力さえ残ってないような状態で、なんとか家へと辿り着きました。
有一郎が心配なのです・・・
すると、有一郎はまだ生きていました・・・
有一郎
・・・神
様
仏・・・様・・・
どうか・・・
どうか・・・
弟だけは・・・
助けてください・・・
弟は・・・俺と・・・
違う・・・心の・・・
優しい・・・
子です・・・
人の・・・役に立ちたいと・・・
いうのを・・・俺が・・・
邪魔した・・・
悪いのは・・・俺だけ・・・です
バチを当てるなら・・・
俺だけに・・・
してください・・・
有一郎は今にも死んでしまいそうですが、最後の力を振り絞って無一郎へ愛情を伝えたのでした・・・
有一郎
わかって・・・
いたんだ・・・
本当は・・・
無一郎の・・・
無は・・・
「無限」の「無」なんだ
お前は自分ではない誰かの為に
無限の力を出せる選ばれた人間なんだ
有一郎は無一郎を大切に想っていたのです。
本当は大好きな弟だった・・・
だからこそ剣士になって鬼に倒されてほしくなかったのですね。
死に物狂いで刀を振るい鬼殺隊の剣士になる
無一郎は有一郎が死ぬのを目の前で見て、その中で自分にも死が訪れると感じていましたが・・・
あまね達がやって来て助けてくれたのでした。
そうして最愛の兄が死んでしまったのがショックで、無一郎は記憶を失ってしまったのです。
でも、鬼に対する怒りは絶対に忘れずに血反吐を吐く程に自分を鍛え上げました。
無一郎は記憶が戻る前は少しキツイ性格だったので、それは無意識に兄である有一郎のように振舞っていたためかもしれませんね。
そして鬼殺隊へ入隊して、たった2ヶ月で柱(霞柱)になったのでした。
最終選別に行くまで約1年くらいはかかるので無一郎がいかに才能があるかが分かりますが・・・
「始まりの呼吸の剣士の子孫」なのもありますが、とんでもない努力があってこそですね。
無一郎は努力の天才だった
無一郎は刀を握ってすぐに柱になったと言われていて、天才剣士みたいに扱われてましたけど・・・その裏には壮絶な過去があったのですね。
大切な家族が次々に死んでしまって、たった1人なってしまった。
そりゃあ思い出したくもない記憶になりますよね。
今になってみると、壮絶な過去に裏打ちされたとんでもない努力を積み重ねてきたのですね。
だから炭治郎より年下だけど柱になってます。
・・・無一郎は家族を大切に想う努力の天才なのでした。
向き合いたくない過去と向き合って覚醒して、めちゃくちゃカッコイイですわ!
・・・という事で、ここまで読んでくれてありがとうございます!
またお逢いしましょう!
タガメ王国のヘタレ防人リョウより
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