【鬼滅の刃】漫画1話のネタバレ感想!残酷な運命に兄妹が立ち向かう

こんなに悲しく残酷で、そして感動する・・・
そんな漫画が今まであっただろうか・・・

 

どうも、タガメ王国の防人リョウです!

 

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この記事では、漫画・鬼滅の刃1巻の第1話「残酷」のネタバレと感想をお伝えしています。

 

あなたがちょっとでも鬼滅の刃を好きになってくれたら、とても嬉しいです!

 

各登場人物の誕生花に隠れた涙腺崩壊エピソードはコチラ

→【鬼滅の刃】登場人物の誕生日&誕生花一覧!花言葉の意味に隠された裏設定とは?

 

 

鬼滅の刃1巻・第1話「残酷」は本当に残酷だった・・・

主人公である竈門炭治郎(かまど たんじろう)は、何やら、血だらけの妹・竈門禰豆子(かまど ねずこ)を背負いながら、絶望している。

 

一体、この兄妹に何があったのか??

 

辛く悲しいシーンから、第1話「残酷」がスタートします。
まさに、絶望しかありません。

 

・・・いや、絶望の中にも微かに輝く弱くて儚い命もあって感動する。
そういった内容にもなっています。

 

これから先、どんな悲しみが・・・
そして、どんな感動が待っているのか・・・

 

主人公・竈門炭治郎は優しさ溢れる純粋な少年

竈門炭治郎(かまど たんじろう)、この漫画の主人公です。
炭焼き一家の長男です。

 

山奥の一軒家に住んで炭を焼いて作って、それで生計を立てているのですね。

 

そんな炭治郎には、一緒に暮らす優しい家族がいます。

 

竈門一家は、

父:炭十郎(たんじゅうろう)→他界している
母:葵枝(きえ)
長男:炭治郎(たんじろう)
長女:禰豆子(ねずこ)
次男:竹雄(たけお)
次女:花子(はなこ)
三男:茂(しげる)
四男:六太(ろくた)

という8人家族で暮らしています。

 

父の炭十郎は病気で既に他界しています。
その為、長男である炭治郎が炭を売って家計を支えているのでした。

 

山奥の炭焼きの家の子で、雪が降る中で下町へ炭を売りに行こうとしているのでした。

 

炭治郎の母は「雪だから無理しなくていいよ」と言っていますが・・・
それでも炭治郎は、正月に家族に御馳走をお腹いっぱい食べさせてあげたい、
というような想いで下町に炭を売りに行きました。

 

そこには、ありのままの大自然で暮らすありのままで素敵な家族がいました。

 

決して裕福ではないけれども、優しさ・温かさに溢れんばかりの・・・
家族を大切にする素敵な家庭がありました。

 

そして、下町へと山を下りながら炭治郎は呟くのでした。

 

炭治郎

生活は楽じゃないけど、幸せだな

 

でも、人生には空模様があるからな
移ろって、動いていく

 

ずっと晴れ続ける事はないし
ずっと雪が降り続ける事もない

 

そして、幸せが壊れる時には、いつも血の匂いがする

 

【出典:鬼滅の刃・漫画1巻1話より】

 

なんだなんだ、この予期せぬ絶望を匂わせる呟きは・・・
炭治郎、お前には未来が見えてるのか!?

 

できる事ならずっと、幸せな炭焼き生活を送ってほしいのに・・・

 

家に帰ると家族が鬼に殺されて絶望

炭治郎が家へ帰ると、そこには・・・
あまりにも残酷な絶望が待っていました。

 

家の前には、血まみれの家族が倒れている。
家の中を見てもそこにも血まみれの家族が・・・

 

一体、何が起こっているのか??
冬眠できなかった熊でも来て暴れ回ったのか?

 

でもたった1人、妹の禰豆子(ねずこ)だけまだ息がある。
唯一の命をなんとしても救いたい。

 

そうして炭治郎は、下町の医者を目指して再び山を下りる。

 

唯一生き残った家族の命は、絶対に助ける。
頼むからせめて禰豆子だけは助かってほしい・・・

 

でも、さらなる絶望が炭治郎に襲い掛かのでした・・・

 

唯一生き残った禰豆子が鬼となってしまい絶望

そうして山を下りている途中、急に禰豆子が喚きだした・・・

 

そして、慌てて崖から落ちた炭治郎・・・
目の前には禰豆子が立ち上がっていた。

 

意識を取り戻したのかと安心して、禰豆子に違づく炭治郎ですが・・・

 

これは、いつもの禰豆子じゃない・・・

 

なんとなんと、牙をむき出しに自分を食べようと襲い掛かってくるじゃないか。
これが人間のする事なのか?

 

違う・・・
・・・鬼だ。

禰豆子は鬼なってしまった。

 

鬼は人を喰らって生き延びる生物。

 

でも、元々は人間の禰豆子がどうして鬼になったのか?

 

鬼となって力も段違いな禰豆子に向けて、炭治郎は語り掛ける。
優しいお兄ちゃんは、鬼となった妹を信じて諦めなかった。

 

炭治郎

頑張れ、禰豆子
こらえろ、頑張ってくれ
鬼なんかになるな、しっかりするんだ
頑張れ
頑張れ!!

 

【出典:鬼滅の刃・漫画1巻1話より】

 

すると・・・
禰豆子は大粒の涙を流して優しいお兄ちゃんを見つめていた。

 

鬼となって人間を食べたくても、自分は絶対にそうしない。
優しいお兄ちゃんが傍に居てくれるなら、私は誰も食べたりしない。

 

そうして涙を流す禰豆子を見て、炭治郎も涙を流しています。

 

もしかしたら、鬼なった禰豆子と一緒に生き延びる事ができるかもしれない・・・

 

絶望の中に、ほんのちょっとの希望がある。

 

だけどさらに、予期せぬ事態が炭治郎と禰豆子を襲うのでした。

 

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鬼殺隊員・冨岡義勇に禰豆子を殺されそうになる

唯一の希望が見えたのも束の間、鬼殺隊員の冨岡義勇(とみおか ぎゆう)が猛スピードでやってきて、鬼となった禰豆子を捕えてしまいました。

 

鬼殺隊とは文字通り、鬼を殺す事を仕事にする人の集まり・・・

 

冨岡義勇は鬼殺隊の仕事として、禰豆子を斬りにやってきたのでした。

 

そこで、炭治郎が必死に説得します・・・

 

炭治郎

待ってくれ、禰豆子は誰も殺してない!!

 

俺の家にはもう1つ、嗅いだことのない誰かの匂いがした
みんなを殺し・・・たのは、多分そいつだ

 

禰豆子は違うんだ
どうして今「そうなったのか」は分からないけど

でも

 

【出典:鬼滅の刃・漫画1巻1話より】

 

炭治郎が必死に説得する中、冨岡義勇は何も焦る事なく淡々と話し出します・・・

 

冨岡義勇

簡単な話だ
傷口に鬼の血を浴びたから、鬼になった
人喰い鬼は、そうやって増える

 

【出典:鬼滅の刃・漫画1巻1話より】

 

衝撃の事実を知ってしまった炭治郎・・・
でも、妹の命は決して諦めないのでした。

 

禰豆子は、人を喰ったりなんてしない・・・
必ず、禰豆子を人間に戻す・・・

 

決死の想いで炭治郎は伝えるのですが、冨岡義勇は今まさに禰豆子の首を斬ろうとしている。

 

ここで、炭治郎が最期の手段に出ます。

 

炭治郎

やめてくれ!!

 

(もうこれ以上、俺から奪うのは)
やめてください・・・
どうか妹を、殺さないでください・・・
お願いします・・・

 

お願いします・・・

 

【出典:鬼滅の刃・漫画1巻1話より】

 

炭治郎は涙を流しながら、冨岡義勇へ土下座しています。
もうこれ以上、自分にできる事は無いと感じたのでしょうね・・・

 

でも、冨岡義勇は厳しい言葉で炭治郎へ伝えるのでした・・・

 

冨岡義勇

生殺与奪の権を、他人に握らせるな!!

 

惨めったらしく、うずくまるのはやめろ!!
そんな事が通用するなら、お前の家族は殺されてない

 

奪うか、奪われるかの時に
主導権を握れない弱者が、妹を治す?
仇を見つける?

 

笑止千万!!

 

弱者には、何の権利も選択肢もない
悉く力で強者にねじ伏せられるのみ!!

 

妹を治す方法は、鬼なら知っているかもしれない
だが、鬼共がお前の意志や願いを、尊重してくれると思うなよ

 

当然、俺もお前を尊重しない
それが現実だ

 

なぜ、さっき、お前は妹に覆い被さった
あんな事で守ったつもりか!?

 

なぜ斧を振らなかった
なぜ俺に背中を見せた!!
そのしくじりで、妹を取られている

 

お前ごと妹を、串刺しにしても良かったんだぞ

 

【出典:鬼滅の刃・漫画1巻1話より】

 

冨岡義は非情なまでに残酷な現実を突きつけるのでした。

 

鬼がいるこの世の中、そんな覚悟じゃ誰も救えない・・・

 

相手(義勇)は、とても強い。
鬼である禰豆子を簡単に捕らえて、今まさに刀を刺そうとしている。

 

こんなのは、俺が望んだことだじゃない。
禰豆子まで殺されるなんて、嫌だ・・・

 

そうして炭治郎は、決死の覚悟で義勇に挑みます・・・

 

炭治郎の怒り任せの単純な攻撃に、義勇は簡単にカウンターで合わせて炭治郎は失神してしまう。

 

しかしその隙に、禰豆子は義勇の拘束を振り払い炭治郎の元へ駆け寄る。

 

このままでは、炭治郎が禰豆子喰われてしまうかもしれないと悟った富岡義勇ですが・・・
ありえない現実を目にします。

 

そこには、倒れた炭治郎を守り義勇に向かって威嚇する禰豆子の姿があります。

 

禰豆子は違うんだ、人を喰ったりしない。

 

飢餓状態の鬼は家族でも食べてしまう。
富岡義勇は今までそういうシーンを何度も見てきたという。

 

禰豆子は怪我もしており、鬼に変わる時もかなり体力を使っている。
一刻も早く炭治郎を食べたかっただろうに・・・

 

その炭治郎を守ろうとして、冨岡義勇に立ち向かおうとしている。

 

冨岡義勇

こいつらは、何か違うかもしれない

 

【出典:鬼滅の刃・漫画1巻1話より】

 

冨岡義勇は、禰豆子を殺すのをやめた・・・

 

そして、立ち向かう禰豆子は義勇の手刀で気絶してしまう。

 

気を失った炭治郎と禰豆子。

 

炭治郎の心の中では、鬼に殺された家族が周りにいた・・・
どうやら、炭治郎へ最後のメッセージを届け気にきたらしい。

 

葵枝(母)

置き去りにして、ごめんね炭治郎
禰豆子を頼むわね

 

【出典:鬼滅の刃・漫画1巻1話より】

 

母からの言葉で目を覚ます炭治郎。
隣には禰豆子がいた。
その姿に安心して涙を流す・・・

 

冨岡義勇も、そんな2人を見守っていたようだ。

 

冨岡義勇

狭霧山(さぎりやま)の麓に住んでいる、鱗滝左近次(うろこだき さこんじ)という老人を訪ねろ
冨岡義勇に言われて来たと言え

 

今は日が差していないから、大丈夫なようだが
妹を、太陽の下に連れ出すなよ

 

【出典:鬼滅の刃・漫画1巻1話より】

 

そう言い残し、去っていく義勇。

 

家族を埋葬し、残酷な絶望の中で光を探す兄妹

炭治郎と禰豆子は、自分達が住んでいた家へ戻った。
鬼に殺されてしまった家族を埋葬するために・・・

 

これが現実・・・
見たくもない現実・・・

 

でも禰豆子は生きている。
鬼になっても生きている。

 

手をつなぎ、禰豆子を人間に戻す旅へ出る炭治郎。

 

目の前には、雪が降り注ぐ冬の寒空が広がっていた・・・

 

まだ、何の力もない少年である炭治郎。
鬼となってしまった少女、禰豆子。

 

あまりにも残酷すぎる。
あまりにも辛い。
そして、大切な人を守りたいという溢れんばかりの優しさを感じる。

 

そんな素敵な兄妹は、これからどんな道を生きるのか・・・

 

待っているのは、またしても絶望なのか。
それとも希望なのか。
禰豆子は人間に戻るのか・・・

 

これは、誰よりも優しい鬼狩りの物語・・・

 

それでは、第2話をお楽しみに!

 

第2話のネタバレ・感想はコチラ

→【鬼滅の刃】漫画2話のネタバレ感想!モグラ禰豆子がバカ強い!!

 

【ヘタレ男の感想】あまりにも残酷だけど優しい気持ちにもなれる

第1話を読んでみて感じたのは、

ここまで残酷で暗いシーンから始まる漫画って、他にあるでしょうか?

という事です。

 

おそらく、あまりありませんよね。

 

家族を鬼に殺されてしまい、唯一生き残った妹は鬼になってしまった・・・

 

もう本当に、絶望に続く絶望ですよね・・・

 

一体どれだけ、主人公の炭治郎が苦しまなくちゃいけないんだ・・・
何でこんなにも現実は悲しいのか・・・

 

この1話を読んで、素直にそう感じます。

 

でもその一方で、溢れんばかりの命への感謝と家族愛を感じて。
それがとても感動して泣いていました。

 

ここまで感情移入できる主人公は他にいないぞ・・・

 

特に、最初の家族で炭焼き一家を切り盛りするシーンとか、みんな一生懸命に大自然の中で生きていてですね・・・

 

なんだか、古き良き日本を思い出させてくれると言うか、どことなく懐かしい優しさを感じるんですよね。

 

そして、極度の飢餓状態にもかかわらず決してお兄ちゃんを食べないで守ろうした、禰豆子にも感動しました。

 

絶望の中にも、命への感謝・大切な人への想い。
今、会社で辛い事を経験している人が多いこの日本だからこそ、こういったありのままの命に感謝できる素敵な心を思い出させてくれる。

 

それが、鬼滅の刃の魅力だと思います。

 

そういった僕の想いを、動画でもお届けします!

 

・・・という事で、ここまで読んでくれてありがとうございます!
また、お逢いしましょう!

 

タガメ王国のヘタレ防人リョウより

 

第2話のネタバレ・感想はコチラ

→【鬼滅の刃】漫画2話のネタバレ感想!モグラ禰豆子がバカ強い!!

 

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